2013年8月19日月曜日

たまにはダンゴの見直しも・・・

ダンゴ釣りはダンゴが命です。

ダンゴの出来で釣果が左右すると云っても言い過ぎではないはずです。

そんなダンゴの拘りは、集魚剤を沢山入れることではありません。

集魚剤は、必要な物が入っていればそれ以上に効果が上がる物でないと私は考えています。

ダンゴは時季、場所、エサ取りなどの状況下で内容を考えるものです。

ですので、コレが一番よいブレンドと云える物もありません。

釣り人には、集魚剤は最高の寄せエサにもなりますが、魚たちの活性を下げることもあります。

しかし集魚剤のとりこになった釣り人は、ドンドン入れなければ不安になる人もいます。

ダンゴは状況次第で、集魚効果の高い物がよい時と、低い時がよい時が必ずあるのです。

日頃から沢山の集魚剤を使っている人は、少なくする勇気も必要です。

自分が何故今回この集魚剤を入れるのか、それはどうして今回必要なのか、その辺を明確にして必要な物だけを入れるようにすることが、その日に合うダンゴに繋がるはずです。

ダンゴはその日に必要な集魚効果と、自分が使い易いと感じる操作性に優れた物、この2つが備わってこそ最高のダンゴです。

そしてダンゴの仕上げも大切な要素です。

ダンゴの軟らかさを伝えるのに欲使われる言葉ですが、水っ気が少ない順にパサパサ→パサボソ→ボソボソとなりますが、皆さんはこれを使い分けていますか?

やわらかダンゴは比較的用途がハッキリしていますので、シラサを使う数釣りシーズンに使われるとは思いますが、パサパサやパサボソなどを使い分けしている釣り人は少ないと思います。

しかし、エサ取りやボラの状況に応じて練り加減を変えることで、ボラの寄りをコントロールできたり、エサ取りをかわすことが出来ます。

パサパサの水っ気が少ないダンゴは、海に投げ込むと急激に水分を取り込むことで割れやすく、バラケるように崩れ広角に広がります。

ボソボソは、海に投げ込んでも水分を殆ど吸収せず、硬さを維持したまま海底に沈み帯びたいのような濁りを出します。

この濁りや硬さの違いを利用して、エサ取りたちを上手く操ることが出来れば、チヌに刺し餌を届かすことがやり易くなります。

ダンゴ釣りは、ダンゴと云う道具けん撒き餌さが加わることで難しくなる半面、困難な状況下で出せる引き出しを増やすことのできるものです。

いま一度、ダンゴの配合や使い方をじっくり研究されるのも良いのではないでしょうか。

皆さんに好い釣果がありますように!!





2013年7月30日火曜日

潮汐のお話し

皆さんこんにちはm(__)m

いや~しかし暑いですね。

天気は曇りですが、ジワジワ汗がにじみ出てきます。

この暑さ、私は苦手な暑さなんですよね(涙)

さって今回は、釣り師なら誰しも知っているかも知れない話なのですが、再認識のためにも一度読んでみて下さい。

それは、釣り人が気にかける潮のお話しです。

潮の種類は、大潮・中潮・小潮・長潮・若潮があります。

この周期は約15日で、(例)満月=大潮→大潮→中潮→中潮→中潮→小潮→半月=小潮→小潮→長潮→若潮→中潮→中潮→大潮→大潮→新月=大潮のような感じになります。

潮の種類は、高低差を表します。

大潮は、干潮時と満潮時の高低差が最もあり、小潮はその反対に高低差が少ないことを示しています。

高低差があればあるほど潮がよく動き、魚の食いが立つと云われています。

この潮のことで、釣り人が気にかけることは潮の種類、満潮時と干潮時だと思います。

よく昔の釣り人が云っていた言葉に、「上げ3分(さんぶ)下げ7分(ななぶ)」っと言うのがあります。

これは満潮時の潮止まりまでの3分と、干潮時までの7分が魚を釣るチャンスになると言う意味なのです。

(例)干潮時6:00(潮止まり)→上げ3分9:50~11:50(大きなチャンス)→満潮時12:00(潮止まり)→下げ7分13:30~17:50(チャンス)→干潮時18:00(潮止まり)

潮を確認するには、「潮見表」があります。

この潮見表は、自分が釣りに行く「県」と「地域」を参照しますが、あくまで目安であり分単位に正確と言うわけではありません。

そして潮見表は、気象庁や海上保安庁などが発表していますが、釣りに使うのは海上保安庁発表のものです。

釣りに使う潮見表は「潮汐表(ちょうせきひょう)」と云い、潮汐という云い方をするのは海上保安庁で、気象庁は潮汐表とは云いません。

本来、朝の潮を「潮」と云い、夕方の潮を「汐」と云います。

ここから潮汐表という云い方をしているのです。

なんてことを書きましたが実は私、釣行の時に潮を見て行くことを今では全然いたしません。

上記の説明なら大潮が絶対的に有利に思えるかも知れませんが、チヌかかり釣りでは全く関係ないと云っても言いすぎではないと思います。

もちろん場所にもよるのですが、大潮だから潮が動きやすく、小潮だから潮が全く動かないってことも実際にはないです。

風の影響、気圧の影響で潮は変わります。

これを、気象潮と云います。

湾内で釣りをする筏やカセ釣りは、どちらかと云えばこちらの気象潮に影響される事が多く、大潮だから期待して釣行出来る、小潮だから期待薄っと言うものではありません。

たまにこんな事を耳にすることがあるかも知れません、「舞鶴は北の風を釣れ」「尾鷲は北が吹くと魚が着かない」。

これもまた、気象潮の影響だと思います。

それでは、最後に少し忘れ書きを付けておきます。

潮には若潮なるものがあります。

調子が悪い潮周りであっても、この若潮で潮が若返ると云われています。

しかし正直、潮についてどれだけ詳しくなっても、釣果にはさほど影響しないと思います。

釣り人全員が潮を選んで釣行出来るわけではありませんし、潮の知識は頭の片隅にでも置いておけば事足りるのではないでしょうか・・・(苦笑)

散々書いて、最後の纏めがこれでは・・・(汗)

でも、本当にあまり気にすることはないと私は感じています。

皆さんに好い釣果がありますように!!












2013年7月22日月曜日

EVAも一度使ってみようかな!

先週の釣行時、穂先にキズを発見しました。

「おおお!これはいかん」と言うことで、2本の調子を作り直しっています。

竿作りを始めた20年前は、穂先を削るのも元竿を作るのも楽しくって仕方なかったのですが、最近は正直「邪魔くさい(汗」です。

それでも穂先の調子は同じ感じに落ち着いていますが、竿全体の話になると改善したい部分が必ず出てきます。

見た目は全く拘らなくなったのも確かですけど(苦笑)

簡単にシンプルな竿制作が、いまの基本スタイルかも知れません。

チヌかかり釣りの竿も、最近はオジャレになってきています。

当時EVA(エヴァ)グリップと云えば、ルアー竿が一番多かったでしょうが、いまや筏、カセ竿にも使われています。

自作用もありますので、筏カセ用の自作にも増えてきているグリップではないでしょうか?

グリップ部分を竹で制作されている方がいらっしゃれば、EVAもそう高くはないと思います。

リールシート代も不要ですから、意外と良いかも知れないですね。

制作過程に至っても、EVAの方が楽かも知れません。

竹なら皮むきから節取りをして、穴を広げる作業も必要です。

ラバーでも、紙巻かチューブラーの余りを使い量増しをしますから、それを考えれば・・・。

「私もEVAにしようかな~(笑」と考え中です。

しかし、竹の和調も正直好きなのですが。

なんて云っていますが、最近は作る手間から考えてラバーがやたらに多いです。

何だか穂先を作っていたら、手元も作りたくなって来ましたから、EVAで制作しようかな。

皆さんも自作竿の制作してみませんか!

皆さんに好い釣果がありますように!!


2013年7月13日土曜日

釣り師なら、夏の釣行に知っておかねばなりません!

いや~、しかし暑いですね~。

梅雨明けは早いし、この猛暑・・・たまりません。

この前久々に竿を出してきましたが、暑さに集中力が欠けそうでした。

イガイは有りましたが、小さい粒が多く、このままだと秋までに全て落ちてしまいそうです。

今年の夏は、猛暑日が続くと発表されていますので、皆さん熱中症には、本当に気を付けて下さいね。

今回は、釣り人なら絶対知っておいて損はないお話しです。

いや!損のないお話しと言うよりも、知っておかねばならない事かも知れません。

それは、熱中症対策と緊急処置のお話しです。

「そんなことはもう知っているよ」と言うあなたも、再確認のためにもお付き合いして下さい。

チヌかかり釣りは、筏やカセの上で12時間近く過ごす釣りです。

今の季節なら、14、5時間できる場所もあるでしょう。

釣りに出かけ、救急車で運ばれるようなことがあっては、家族に何を云われるかわかりませんし、何より同行者や周りの釣り人、渡船業者の方々に迷惑をかけることになります。

私が何より怖いのが
嫁「もう夏場は釣りに行かないで・・・(怒)」
の、言葉です。

大好きなチヌに逢えなくなるのなら、熱中症対策ぐらい頑張りますよ(笑)

今まで自分は、熱中症とは無縁と思っていた方でも、熱中症にならないとは言えません。

それに、もしも同行者(友人)が熱中症で倒れたとき、対処法を知っているだけで命を救えるかも知れません。

これは決して大げさな話ではないのです。


熱中症の種類と症状

・熱失神
顔面そう白、めまい、失神、唇のしびれ、呼吸回数が増える、脈の回数が増え弱くなる
 

・熱疲労
脱力感、頭痛、吐き気、めまい、脱水症状

・熱けいれん
お腹、腕、足などの筋肉に痛みがでる

・熱射病
意識障害(もうろうとする、言動異常、意識がなくなる)、頭痛、めまい、吐き気

上記の4種類が熱中症です。

その中でも、命にかかわるのが4つ目の熱射病です。


救急処置

・熱失神、熱疲労
パラソルなどの陰に入り(できれば横になる)、水分補給をしっかり行い休憩することで回復に向かう。できれば陸に戻り、風通しのある涼しい場所で水分補給を行ったあとに休憩する。

・熱けいれん
汗を大量にかくことで起きるものですので、塩分補給と水分補給で回復して行きます。

・熱射病
手遅れになれば死の危険性もあるのが、熱射病です。
直ぐに渡船店へ連絡をとり病院へ急ぎましょう。
渡船が来るまでのあいだ、氷や水などを使い全身を冷やして下さい。
Tシャツなどを着ているなら、衣類ごと冷水をかけ濡らすことで体温を下げます。
脇の下、首、足の付け根などを冷やすのも効果的です。


熱射病対策

チヌかかり釣りは、1つの場所に座っての釣りですので、パラソルが有効利用できます。
パラソルが無いのと有るのとでは、全く体の暑さが違います。
これは、パラソルを邪魔くさがらず使っておられる方ならおわかりになるはずです。
飲み物も多いぐらい準備することです。
氷も良いですが、2Lのペットボトル水を凍らし、氷として、飲み水として、緊急処置用としても役に立ちます。
お茶や水ももちろん良いのですが、スポーツドリンクに塩を追加して持って行くのが効果的です。
もちろん補給は、こまめに行うことが大切です(喉が渇く前に補給をしましょう)。
昼間の熱い時間帯は、濡れタオルで体を拭くのも効果的です。
そして何より、少しでもだるさなどを感じたら、絶対無理をして釣りを続けずに休憩しましょう。

私たちは逃げ場のない場所で、急には動けないのですから、それを常に頭に置いておくことが楽しい釣りをすることになるはです。

熱中症にはくれぐれも気を付けって、皆さん良い釣りをお楽しみください。

皆さんに良い釣果がありますように!



2013年7月5日金曜日

イガイの生態?

イガイシーズンですので、今回もイガイについて書いて行きます。

チヌ釣りのエサでは、なくてはならない存在になりつつありますが、皆さんはイガイの生態についてどのぐらい知っておられますか?

私は人に「知っている」と云えるほど知りませんでした。

チヌかかり釣りでは、昔から撒き餌としては親しみがありましたが、主な刺しエサとしては近年親しまれるようになったと思います。

筏やカセでメインになりつつあるなら、これはちょっと調べてみようかと思い調べましたよ。

ですのでココから下記の内容については、皆さんの方が詳しいかもしれません。

しかし、ちょっとイガイの生態に興味のある方は、どうぞお付き合いください。


イガイの原産地はヨーロッパで、船底やバラスト水(バラスト水とは、貨物船などの大型船に水を溜めたり出したりするタンクがあり、浮力バランスの調整に使われる水のことです。)などに付着したり、入ったりして世界に広がりを見せたようです。

日本で一番最初に発見されたのは、今から81年前の神戸港だそうで、かなり古くから日本に生息しているようです。

因みにムール貝と、釣り人が使うムラサキイガイは別物?っと思いきや、実はそうでもないようです。

ヨーロッパでは、食すイガイの種類を全てムール貝と云うようです。

イガイの種類は非常に多く、現在も「新種!?」が増えているそうで、ハッキリと種類分けされているわけではなさそうです。

北海道に生息するイガイと本州のムラサキイガイが交わった種類もいるそうで、一概に全てがムラサキイガイとは言い難いのかも知れません。

日本のイガイの種類を上げると、イガイ・エゾイガイ・コウロエンカワヒバリガイ・ミドリイガイ・ムラサキイガイなどがあるようで、釣りに使われるのはムラサキイガイが最も多く、続いてミドリイガイではないでしょうか。

因みにムラサキイガイの通称名は、カラス貝、セト貝・サンバシ貝など多くの呼び名があります。

ムラサキイガイの長所
・生息している水質にもよるようですが、食用にもなります。
・汚れた水を濾過してくれる役目もあります。

ムラサキイガイの短所
・養殖カキなどに付着し、カキの成長を妨げる。
・生きている時には濾過効果がありますが、死ぬと水質を悪化させます。

では、釣りに多用されるムラサキイガイとミドリイガイの生態系の違いを見てみましょう。

ムラサキイガイの産卵は冬に行われるようで、繁殖期は冬から春にかけて、牡蠣どうように浮遊卵で行われるみたいです。

死滅水温は29度と云われてるようで、高水温より低水温に強いのが特徴です。

ミドリイガイはムラサキイガイの逆で、初夏~秋口にかけて産卵期を迎えます。

死滅水温は分かりませんでしたが、低水温より高水温に長けているのがミドリイガイの特徴のようです。
イガイの中でも、ムラサキイガイは殻が軟らかいのが特徴のようで、チヌやイシダイのエサとして向いているのかも知れませんね。

近年関西では、イガイが少ないのは高水温で死んでしまい、低水温になる繁殖時期にムラサキイガイが少なくなっているのが原因なのかも知れません。

イガイもアケミ貝同様に、高価なエサになって行くかも知れませんね。

私は、イガイ釣りを買ってまでやろうとは思えないのですけが・・・

だって腐るほど付いているイメージが今でもありますから、無料で使えた物をアケミ貝と同額なんて・・・ありえないですよ(汗。

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年7月1日月曜日

7月に入ればイガイのシーズンIN

イガイ不作の年ですが、いよいよイガイの盛期がやって来ました。

釣行費用も抑えられる釣り方ですので、毎年やる方も増えているようです。

しかし高水温の日が多くなった近年、イガイが育ちきる前に落ちてしまい、イガイ釣りの人口比と反比例しています。

それでもイガイが付いている釣り場もありますので、イガイ釣りをされる方はそういった釣り場を探しましょう。

とは云え、釣り人は実績重視で釣り場を選んでしてしまうことが多いです。

イガイ釣りに行くのにイガイで実績がない釣り場への釣行は、釣り人からすれば、かなりのリスクを感じることでしょう。

イガイ釣行をするのなら、やはりイガイで実績がある釣り場を選ぶ方がセオリーですが、その釣り場にイガイが付着していなければ、例え持ち込んだとしても厳しい釣りになります。

イガイの効果は、チヌが日頃から捕食できる物としてイガイを慣れ親しんでいるから効果が高い餌になりますが、釣り場にイガイ付着してないのであれば、他の釣り餌とあまり変わりがないってことです。

イガイのない釣り場で、イガイを現地で取って釣りをしようと思っている釣り人達をだしぬき、自分は持ち込んだのだから他の釣り人が頭を抱えている時に、自分は爆釣だなんってよく考えがちのことですが、例えイガイで例年実績が高い場所であっても、イガイへの反応は薄いです。

私の釣り場選びの大前提は、自分が乗った筏にイガイが付着していなくても、近くの筏や堤防、テトラなどに必ずイガイが付着していることが、イガイ釣りの実績より重視していることです。

もし、自分が乗る筏にイガイが付着しているなら申し分ないです。

最近イガイが付着していないとよく聞きますから、渡船予約時に必ず確かめておきましょう!

とくに現地で取ろうって方は、他のエサを準備していなければ釣りどころではありませんから。

イガイは、いつでも必ずある物ではありません。

さぁ、イガイつりの本格シーズンです、安く釣行して釣行回数を増やし、楽しみの回数を増やしましょう!

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年6月28日金曜日

ちょっと待って!釣行前から失敗!?

久々のブログ更新です。

皆さん、おひさしぶりです(^_^)

そろそろイガイのシーズンINですが、全くイガイが付いていません・・・(ToT)

カキが悪かったので、イガイも付き悪くて当然なのかも知れませんが、ここまで酷いとイガイ釣りは諦めるしかないのかも知れません。


それに鳥羽付近では、5月下旬まで牡蠣で釣れていました。

もうこうなると、通常この時期はココが釣れるから、このエサが効くからって考え方は通用しないかも知れませんね。

予想が出来難い釣行や、爆釣情報入手後の釣行でよく失敗することがあります。

前者は予想が出来難いのですから、初めから厳しい釣行になるのは考えられますが、それでも釣行前から失敗まっしぐらに向かっていることがあるのです。

チヌかかり釣りは、行く前から上手くいくことは絶対ありませんが、失敗することはあります。

多くの釣り人は、釣行日が決定した時点で色々なことを考えます。

・何処へ行くか

・エサは何を準備するか

・どんな釣り方で攻めるか

などを考えながら、イメージトレーニングが釣行日まで続くんではないでしょうか。

しかし上記の状況でイメージトレーニングに励むと、「予想が出来難い」ときには、エサも釣り方も迷ってしまいます。

反対に爆釣情報入手後は、イメージトレーニングでバンバン釣れているのではないでしょうか。

この両方とも極端に違いますが、行きつく考えが一緒のことが多いのです。

それは、「全て盛り込んでやるか!」ってことです。

エサはあれこれも準備して行くか、釣り方は色々やるか!

この考えは、絶対釣行前から失敗してる考え方です。

チヌかかり釣りだけに云えることではなく、すべての釣りで云えることなのかも知れませんが、色々やるってことは、失敗しに行くことです。

私は、色々やるつもりで行った釣行では、成功したことがありません。

海の状況関係なしに失敗してきました。

本当に良いのは、行く前からイメージを抱き準備をして、それを当日行うことよりも、現地でその日の状況に合わしてエサや釣り方を考えるのが一番釣果につながります。

イメトレは楽しいでしょうから止めなくてもいいですが、イメトレは楽しむだけにして、釣りの内容は当日「無」から始めることです。


皆さんに好い釣果がありますように!

2013年6月18日火曜日

New渡船店オープン

大チヌのメッカに
新しい渡船店がOPENしました。

場所は、串本大島です。

6月から大チヌがバンバン釣れる串本だけに、大チヌハンターにはたまらないお知らせになるはずです。

串本には多くの渡船店がひしめきあいますが、新しい渡船店と云えば、もちろんポイントもNewポイントです。

大チヌの爆釣があるかも知れませんよ。
期待度大です!!


毎年6月から盛期を迎える串本ですので、大チヌハンターの皆さんは、このチャンスに是非足を運んでみるのはどうでしょうか・・・。

ロクマルがあなたを待っているかも知れません。

時間が取れれば私も釣行してみたいです。
おっとヨダレが(笑)

New渡船店の紹介です。

フィッシング章丸 (ふぃっしんぐあきまる)

出船場所は大島郵便局前です。

ダンゴオケ、エサバケツなども常備されています。

オキアミ、アミエビも購入可能です。

美味しいお弁当あり(予約必要)。

チヌだけではなく、他の大型魚も多い場所ですので、大物タックルで挑んで下さい。

渡船店詳細はこちら

2013年4月12日金曜日

釣り仲間がもたらす効果

先日、釣り仲間の一人とskypeで2時間半ほど喋っていました。

最近はskypeを始め、LINEやカカオなど無料通話ができるツール増えて便利ですね と、言う話ではないですけどね。

私にもチヌかかり釣りで知り合った仲間と言える人たちの連絡先が、携帯に数十件入っています。

この沢山の釣友さんには、色々な事でお世話になり、良い釣り人生が送れて来ました。


釣りをする人の中には
「釣りは一人でするものだから仲間はいらない」
なんって云われる方もいますが、私はそう思いません。

釣友は、チヌかかり釣りを10倍にも20倍にも楽しませてくれると思います。

昔の思い出話に花を咲かせたり

自慢話合戦で熱くなれたり

お互いの釣果に嫉妬しあい、釣りへの意欲を維持できたり

釣りを楽しめるのは、釣果報告を分かち合える仲間がいるからとも言えると思います。

そして、釣りを楽しめるばかりではなく、自分の技術や情報力を向上できるのも『釣友』がいるからです。

新鮮でリアルな情報は、釣友以上に得られる方法はありません。

何気ない釣り談義の中から得れる情報は、凄く役に立つ情報が山ほどあるのではないでしょうか。

釣りの技術は一人でアレコレ考え悩むより、釣友と共に釣りを楽しむ事が一番だと思います。

どんな情報誌やDVDより力になります。

ただそれには、色々なタイプの釣り友を作ることです。

自分より上手いと思える人

自分より初心者と思える人

このどちらも自分の技術向上に繋がります。

上手いと思える人と一緒に行くことですし、自分より初心者と感じる人には自分の知り得る事を惜しみなく教えてあげることです。

教えることは『損』な事ではありません。

たまに技術を教えることが、秘密を教えてしまうようで『損するのでは』なんって考える人もいるようですが、それは自分の技術向上に歯止めをかけてしまうだけで、自分の得には何もなりません。

知り合いでもない他人に、知識を分けるわけではありません
自分の釣り仲間、釣友に知識を分けるのに戸惑いは要らないと思います。

早く自分ぐらいに釣果を出せる人になってもらえれば、竿を並べても楽しい釣りになりますし、何より自分の向上心に火をつける事になるのではないのでしょうか。

チヌかかり釣りは足場もよく、釣りの中では比較的高年齢まで楽しめるものです。

長く続けて行ける釣りなのですから、飽きることなく長く楽しむためにも釣友と良い関係を続け、自分のチヌかかり釣り人生に華を咲かせて下さい。

皆さん好い釣果がありますように!

2013年4月8日月曜日

一日のダンゴ使用量

先週末は、大荒れになりましたね。

せっかくの週末が・・・(ToT)

皆さんの中には、釣行された人もいらっしゃることでしょう。

釣行された方
荒れ天、本当にお疲れ様でした。

さて、ブログのネタが思いつかなかったので、初心者時代に自分が気にしていたことの1つ 『1日のダンゴ使用量』を書いてみようと思います。

ひょっとしたら
既にブログ内で似たような内容を書いたかも知れませんが・・・(汗)

まぁ それはそれとしまして、読んで下さい<m(__)m>

チヌかかり釣りを始めてから数年
「他の人は、1日どれ位の量を使うのだろう?」
こんな事で悩んでました。

ですので、ひょっとすれば同じような思いの方がおられるんではないか
そんなことを思ったので、今回このネタにしようと思ったんですが・・・ いなかったりして(苦笑)

私は、凄く気になったんですよね。

どれぐらい撒くのが正しいのか

使う量でチヌの釣れ方が変わるのか

撒けば撒くほど良いような気がする

そんなことを考え悩んでました。

しかしですよ、『量』だけを言えば正解はないんですよ。

海の状況によって、よりけりですし。

撒けば撒くほど状況が悪化する時もありますし、その反対もあります。

だから正解は、その日によって違うと言うのが正解だと思います。

ただ、これでは参考にならないでしょうから
1日の目安と、各個人の目安を書いておきます。

1日の目安は
渡船店常備のダンゴオケ(漬物桶)3杯です。

1杯撒けば、撒き餌は効いていると考えていいです。

それでも海に変化が感じられない場合は、ダンゴの配合や手返しのペースが速いかを考えた方がいいと思います。

各個人の目安は
ダンゴは撒き餌ですが、仕掛けを底まで届ける道具でもあります。
いまの自分が1日使えるぐらいの量で充分です。

無理して沢山撒こうなどと、考えなくてOKです。

オケ3杯も使えないなら、それでも大丈夫ですし、3杯以上撒きたい人は自分の使える分だけを持参しましょう。

ダンゴの量って本当は、前日から考えるものではないんですよね。

その日必要なだけ使う事が大切なんです。

ですから自分が使えるだけを準備すればOKです。

後は海の状況や魚の活性に合わせて、使う量を調整して行くだけです。

そうして経験を積んで行けば、自分にとってのダンゴ量は決まって来ますし、気にしなくなります。

私の経験上だけを言えば、大量に撒いた日ほどたいした釣果は出ていないことが多いです。

小型の数釣りを除けば、ダンゴの大量使用は、状況を好転さすことは少ないと言えます。

ダンゴは自分の使えるだけの量を持参し、他人に合わせる必要はありません。

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年4月5日金曜日

少しの工夫

暇な時間があり、現在まで何軒の渡船店にお世話になったのかを数えてみました。←「暇すぎるだろ」と言わないで下さい(汗)

廃業されている渡船店も入っていますが、なんと!198軒行っていました。

自分でも正直ビックリです。

ざっと数えたので、抜けている渡船店もあるかも知れませんが、だいたい200軒近くは釣行しているんです。

1度限りの渡船店も多くありますが、ちゃんと覚えているものですね。

この1軒1軒に、思い出がちゃんと残っているんです。

良い思い出もあれば、ツライ思い出もありますが・・・。

一番印象に残りやすいのは釣果で好い思いをした場所ですが、その次に印象に残るのは天候ですかね。

寒い日、豪雨の日、暴風の日に釣行した時のことはよく覚えています。

もちろんイレギュラーな出来事の起きた日は、嫌でも忘れられませんが(苦笑)

雨や寒い日は辛いですが、それより暴風は釣りにならないことが多く、釣り人泣かせです。

むかし台風接近のなか古和浦に釣行した時のことですが、筏のトイレに暴風を避けるため非難して、風が少し治まってきたところでトイレから出てみると道具のほとんどが飛ばされていた事があります(ToT)

ライントラブルに穂先を折ってしまったり、道具をなくしたりと風は本当に色々な意味で釣り人泣かせです。

それなのに釣り人って、強風にも負けずに釣行したくなるんですよね。

強風の中で釣りをする時に一番困るのはアタリが見ずらいことですが、皆さんはどうされていますか?

私は、幾つかの手段を使っています。

①穂先を海中につける

②筏やカセの縁を利用して、風の当らない場所で穂先を構える

③風に対して垂直に穂先をとる

④可能であれば風を背に受けて釣りができるように釣座をとる

こんなところでしょうか。

少しの工夫でアタリは凄く見易くなるものです。

強風だろうと、豪雨だろうと、1回の釣行には変わりありません。

せっかくの休みを満喫するために出かけるのですから、どんな時でも納得いく釣行にしたいですよね。

これから季節風が強くなる時季です。道具なども飛ばされないように工夫して、良い釣行にして下さい。

皆さんに好い釣果がありますように!




2013年4月1日月曜日

水温と気象の関係

まだまだ気候が安定せず、寒かったり暑かったりで風邪をひいていました(汗)

皆さんも体調管理には気を付けて下さい。

さて、釣り人が気にかかることの中に、水温や潮があります。

釣れないのは潮が悪いとか、水温が低いとか、釣り人の口癖のようなものです。

水温を気にかける人は多いようですが、実際水温測定している人はどのぐらいいらっしゃるでしょうか。

水温計を持参している人でも、底水温ではなく上層水温を測る方も多いようです。

チヌかかり釣りの基本は底中心の釣りですから、やはり水温測定するなら底を測ってもらう方が参考になります。

船頭さんに尋ねる釣り人も結構多いと思いますが、これも殆どが上層水温の温度と云っていいです。

しかし私は、水温を測ることが必要だとは思っていません。

当日の水温がわかったところで、釣り人が水温を上下できるわけでもありませんし。

私も十数年前になりますが、温計を持ち歩いておりました。

そして釣り開始し、お昼、納竿前に水温を測りデーターを取っていたことがあります。

そして得たものは格段の釣果UPっと云いたいところですが、本当は見ることがなくなったデーター帳だけです(笑)

釣果に繋がるこはありませんでしたが、幾つかの知識は得ました。

皆さん雨は水温を下げると考えている方が多いようですが、全ての雨がそうではありません。

冬の雨は水温をグッと下げますが、4月からの、春に降る雨は水温を上げてくれます。

天気が良くても急激に水温はあがりませんが、春の雨は水温を劇的に上げてくれるのです。

浜から吹く風は、底水温が浮上すると云えば正しいのかわかりませんが、上層の水温は下がり、底の温度は上昇します。

この反対で、海から吹く風は全く真逆になります。

これが絶対かと言われれば、ハッキリ断言しずらいですが、少なからずそうなることが多かったのです。

水温と気象の関係を調べるのは大変難しいことだと思います。

とくに海の海水には色々な影響もあります。

黒潮、低気圧、風向き、波、気温など、それに各地域によっても異なるでしょう。

しかし多くの釣り人が気になる水温なのですから、釣り人として多少は水温がどんな気象で上下するかは知っておいてもいいんではないでしょうか。

ただ、水温変化だけがチヌの食い気と直結するとは思えませんが。

水温が下がっても釣れる時は釣れますし、上がってもダメな時も多いですから。

よく云われている事ですが、水温の1度差は、気温の5度差に匹敵すると・・・。

実際チヌがそう感じているなら、3度下がると15度近く下がった感じになるのでしょうが、それでも釣れる時はやはり釣れます。

釣り人が気にするほど、チヌには実際影響が少ないのかも知れないですし、人間にもあるように体感温度と実温度に風などの影響で差が出るように、潮が動くとチヌは、寒く感じたり暑く感じたりするのか知れませんね(笑)

水温低下が必ずしも悪い(チヌが釣れない日)とは、限らないってことだけはわかりました。

いつかもっと詳しく調べることができるなら、調べてみたいですけどね。

その時は、皆さんにも報告いたします。

皆さんに好い釣果がありますように!!

2013年3月29日金曜日

3年周期

桜前線が北上して来ました。

同時にチヌも北上して来ます。

チヌに桜がとても似合うと思うのは、私だけでしょうか。

桜マダイがあるなら、桜チヌがあってもよさそうですが(笑)

色は真鯛の方が似合っているでしょうけどね(汗)

桜前線と共にいよいよ一年のスタートですが、今年一年良い場所と悪い場所が絶対に出て来ます。

筏、カセ釣りを長くやっている方ならわかって頂けると思いますが、去年良かったからと言って今年良い場所になる保証はありません。

釣りには良い年と悪い年があります。

しかし全国的に全ての地域が悪いわけではなく、良い場所も必ず存在します。

良い年と悪い年はだいたい3年周期でやって来ます。

例えば三重県が良い年になったとすれば、3年後に悪い年がやって来ます。

三重が悪い年には日本海側が良くなることが多いってのは、私の経験ですが、参考までに。

私は、三重が調子が悪い年周りだとしても、三重の釣行回数を減らすことはありません。

調子の悪い時は悪いなりに、なんとかしようってのが好きなんです。

本当なら三重が悪いなら日本海側を攻める方が、年間釣果は伸びます。

筏やカセは全国に沢山ありますし、三重、和歌山、徳島、愛媛、高知、京都、福井などで調子の良い都道府県を攻める方が効果的です。

しかし中には三重だけといった、オンリーワンの釣り人も多くいらっしゃるだろうと思います。

三重が調子が悪くても、必ずしも全地域が調子が悪いわけではありません。

日頃目を向けない場所に気を向けておくと、必ず良い場所があるはずです。

こうして自分の頭な中で場所のデーターを作っておくことです。

めんどくさくないのであれば、ノートなどにデーターを書き留めておくと正確ですが。

データーの量が多くなれば、必ず方程式見たいなものが見えて来ます。

この場所が調子の良い年は、こっちは悪いとか、この地域は絶対に良いとか。

そして情報をあさっても良い場所がない時には、自分のデーターを信じて釣行してみることです。

飛び抜けた釣果に有り付くには、人の釣果をあてにするより自分のデーターをあてにする方が正解です。

皆さんに好い釣果がありますように!


2013年3月25日月曜日

春の天敵

 
各地で乗っ込み真っ最中ですから、春の乗っ込み時期に天敵といえる物の紹介です。

 乗っ込み時期に釣り人を悩ます物、それは海藻です。

チヌが嫌う海藻があるのをご存知でしょうか。

一昔前は、チヌが海藻に産卵を行うため乗っ込み時期は海藻付近が良いとされていましたが、チヌは浮遊卵ですので海藻に産み付けるわけではありません。

孵化した稚魚が隠れやすいために海藻付近に産卵することはあります。

昆布などの太い海藻は良い隠れ場所になり昆布の間を通り抜けたりしますが、細い海藻の中には入りません。

細い海藻とは、釣りをしていると希にラインにクラゲの足の様な物が付いてこないでしょうか。

「ある!」って方は、まさにそれです。

細い海藻は、チヌのエラに入るためチヌが嫌う物です。

そしてチヌが嫌うだけではなく、海藻全般に居言えることは釣り人の天敵であるということです。

ラインが引っ張られる。

エサが隠れてしまう。

撒き餌が効かない。

晴天が続くと海藻が切れて流れて来るのも、ラインに擦れて邪魔ですよね。

良いことが全くない海藻です。

筏やカセで一度ポイントが決まれば、ポイント移動ってわけには中々いきません。

嫌がなしにもそのポイントで釣るほかないのですから、なんとか頑張ってみましょう。

まずは底を諦め海藻の先端付近や切れ目を探ることが先決です。

通常ならエサ取りを避ける釣りを展開するでしょうが、この時はエサ取りのあたる層を狙う事で海藻を避けたポイントに入ったという認識で釣りをすればよいと思います。

以前も書いたことがあると思いますが、乗っ込みチヌは浮いていることも多いですから海藻の先端を流すことが出来れば確率は高くなります。

ダンゴは比重よりもバラケ中心のダンゴに仕上げ、中層で割ってから刺し餌を落とし込むのも効果的です。

潮が流れ、海藻が斜めになればチャンスですので、潮の流れが強くなれば底付近を攻めるとよいです。

自分の足元に海藻が多いと感じた時は、海藻を避けるように釣ることが釣果向上の秘訣です。

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年3月18日月曜日

釣れる魔法の行動!!

雨の日の心が折れそうな釣り。

打ち返しを続けても釣れそうな気がしない。

「エサを変えようか・・・仕掛けを変えてみようか・・・」

頭の中では色々考え付くけれど、何をやってもダメなような気がする。

次第に「あ~めんどくさい」なんって気持ちにもなって来た。

「このままでいいや」

「鈎やオモリのサイズを替えたところできっと何も変わらない」

「打ち返しを増やしたところで状況が良くなるとも思えない」

「周りの釣り人も静かなものだ、今日は全体的にダメなんだろう」

釣り方を変えたり、エサを変えたりする気持ちがなくなってしまう。

「変えるのが邪魔くさい」こんな気持ちになってしまう。

皆さんにもこんな経験がきっとあると思います。

雨の日や寒い日だけではなくても、気持ちが滅入るような状況は、釣り人なら経験することです。

そんな時に
穂先替えるなんて、エサを変えるなんて、落とし込みを試すなんて
めんどうだし邪魔くさい。

気持ちが滅入った時だけじゃなくても、仕掛けを変えたり、穂先を替えることをめんどうで邪魔くさいと感じる時があります。

この「めんどうだ」「邪魔くさい」っと思った時が、魔法の行動をとる瞬間なんです。

めんどうだ、邪魔くさいと思うような状況では、その場に居る多くの釣り人も同じ気持ちなのです。

だからこそ、他の釣り人より一歩優位に立つ瞬間でもあります。

めんどうだ!邪魔くさい!!この気持ちがでた瞬間こそが、めんどうで邪魔くさい行動をとる魔法の瞬間なんです。

騙されたと思って1日魔法の行動をとってみて下さい。

その先にはきっといい結果が待っています。

そして何度も魔法の行動をとり、自分の釣りに癖づけることで、年間の釣果枚数は上がり続けて行きます。

「な~んだ」って思われた方がいらっしゃるようでしたら、そんな方も是非騙されてみて下さい。

直ぐに釣果に現れなくとも、その先に何か感じるものや見えるものがあるはずです。


皆さんに好い釣果がありますように!

2013年3月15日金曜日

基本的釣法No4落とし込みと番外編

前々回、そして前回からの続きです。

前々回の記事「基本的釣法No1這わせる」はこちら

前回の記事「基本的釣法No2とんとんNo3浮かせる」はこちら

落とし込み

が今回のテーマでます。

落とし込みはの釣り方と違い、大きく変化を付けた釣りになります。

詳 細

ダンゴを使っての釣り、ダンゴなしでの釣り、共に落とし込みは有効に使うことができます。

そして後半に書きますが、遠投との組み合わせでも有効的に使えます。

落とし込みの釣りは慣れることが一番大事で
「習うより慣れろ」
まさにこの言葉がピッタリだと思います。

落とし込みが得意になれば潮流や水深関係なく、どんな状況下でも使える釣り方です。

直下の釣りである程度の釣果が得れるようになれば、徹底的に磨きをかけてよい釣法だともいえます。


有効的な状況下

チヌが浮き気味と判断がされるとき。

朝一のモーニング。

直下のチヌよりサイズアップを狙うとき。

底の状況が悪いとき。

チヌの目先を変えるとき。

まだまだ多くの状況下で使えます。


基本的なアタリについて

食い上げや食い下げ、そしてひったくるアタリがでます。

落とし込み最中のアタリは、じっくり食わし込むっというイメージを持たずに「あわせれる」と思った瞬間があわせどころです。


使い方

1.アケミ丸貝、イガイ、ボケ、カキなどで使う。
慣れてくれば完全フカセで、全てのエサで使えます。

2.オモリの打ち位置を色々変える。

3.エサ取りに取られる時には硬いエサ、もしくはオモリを重めに落下スピードを変化さす。

4.穂先にエサの重みを感じながら落とす。

5.張らず緩めず落とす。

4と5は真逆ですが、実際どれが良くて悪いのかって事ではなく、その日のチヌがどの様な落ち方に興味を示すかが大切です。
簡単に考えれば、落とし込みはエサを落とすだけの作業です。
後はスピードの変化しかありません。
通常の釣りと違うところを云えば、底まで釣り人が操る作業になることです。
食うも食わないも操作次第と考えて、色々変化を付けることが効果的になります。

注意点があるとすれば、同じ場所へ何度も同じパターンで落とし込まないことです。
落とし込みは、チヌが目を引く方法ですが警戒もします。
一度警戒してしまった落とし方では反応が出なくなったり、警戒してしまい散ってしまう事もあると考えた方がいいです。
の釣りの間に使ったり、エサや仕掛け、落とすスピードに変化を付け同じパターンを繰り返さないことです。


それでは、後半は番外編と行きましょう。

番 外
番外編は、様な釣法とも言えるかも知れませんが、どちらかと言えばの釣法を使い遠目のチヌを狙う釣り方と言えます。

番外遠投

詳 細

釣りの方法を変えると言うより、ポイントを変える(探る)方法だといえます。

直下に見切りをつけた時などに、前方を広角に探るような釣り方が遠投です。

チヌかかり釣りではポイント移動はしませんが、直下ばかりを攻める釣りではありません。

底、中層、前方など3Dに探る釣りでもあるのです。


有効的な状況下

直下にエサ取りが多いとき。

直下に全く反応がないとき。

大物を狙ってみる。

チヌの警戒心が高いとき。


基本的なアタリについて

アタリは釣り方によって異なりますので、が全て含まれていると考えてもよいです。


使い方

1.中通しオモリから固定オモリまでを使ったブッコミ釣り。

2.オモリの重みを穂先に感じるようにセットして待つ。

3.オモリからラインをさらに這わせ待つ。

4.の落とし込みと合わせ、前方の中層を狙います。

練習すれば前方の中層を釣ることは可能です。

絶対にダンゴを使ってはイケないわけではありませんが、遠投を狙う時の状況下では直下のダンゴポイントを避けて釣るために行うことが多く、直下と状況を変えるためにもダンゴは使用しません。
遠投で色々なポイントを探る釣りという以外は、釣り方のを用いて使う方法です。


3回にわたり基本的な釣り方を書きましたが、これが全てではなく、ここから自分の釣りを確立して行って下さい。

基本をしっかり身に付ければ、必ずチヌは釣れますし、技術も伸びて行きます。

釣り人生は長いですから、急がば回れが一番の近道であり、最高の楽しみ方だと思います。


皆さんに好い釣果がありますように!








2013年3月11日月曜日

基本的釣法No2とんとんNo3浮かせる


前回の「基本的釣法No1這わせる」に続いて書いて行きます。

今回は、のパターンです。

とんとん

浮かせる


落とし込み

この3パターンは、の這わせより釣り方が多くあるわけではありませんが、工夫次第で使い道は多いです。

とんとん
 
詳 細
 
基本的に一番多用されている方が多いと思います。
 
4パターンの中でを基本として釣りを展開します。
 
海底の状況が一番イメージ易いのもです。
 
ダンゴを一番使い易く感じるので、ダンゴの割れも確認し易いです。
 

有効的な状況下
 
全状況下に適しています。
 
 
基本的なアタリについて
 
この釣りで基本に色々なチヌアタリが視れるため、多くのアタリを覚えられます。
 
底で食うアタリ、食い上げ、居食いなど多種類のアタリ。
 
 
使い方
 
1.這わさないよう、浮かさないようラインテンションに気を付け、海底を鈎がトントン叩いているイメージでの釣り。
 
2.からを経て、とんとんへ持って行くこともある。
 
3.ダンゴの調整でエサ取り対策をする。
 
 
 a.エサ取りが多いとき
  ・ダンゴの集魚剤を減らす。
  
  ・アンコを入れないor減らす。
  ・ダンゴを固めに握る。
 
 b.エサ取りが少ないとき
  ・の真逆を行う。
 
さほど使い方が在るわけではありません、海の変化が感じられない場合はパターンなども組み合わせ、一日単調な釣りにならないようにしましょう。
 
 
 
浮かせる
 
詳 細
 
浮かせると云いましても、慣れないうちから中層を狙ったり、大きく浮かせる必要はありません。
 
底から少し浮かす程度の釣りをイメージして貰えるとよいです。
 

有効的な状況下
 
春先の乗っ込み時季。
 
秋の小チヌ釣り。
 
エサ取りの活性が低い状況下。

海底からウネリがある時などは効果的なことも。
 
 
基本的なアタリについて
 
食い上げのアタリがある。
 
前アタリも大きいことが多く、本アタリも大きい。
 
前アタリでも合うことが多いので、鈎外れに注意が必要です。
 
 
使い方
 
1.穂先の弾力を活かし、ダンゴが割れると跳ね上がるようにセットする。
 
2.底より10~50cmぐらいを基本に浮かせる。
 ※中層などを浮かして釣ることもあるが、基本的には考えなくてよい。
 
3.底から1メートル前後でダンゴを割ったのち落とし込み、10~50cm浮かした位置で待つ。
 
4.の落とし込みからを誘いとして繰り返す。
 
5.エサ取りがキツイ時など、エサ取りを避けてエサ取り層の上下を狙うとき。
 
 
前回のと、そして今回のは、ダンゴ釣りをやりながら使用する釣り方でのように大きく変化を付けるものではありません。
 
釣れない時は色々試そうと思うものですが、多くの方が結構動作(大きく変化)のある釣りを遣ろうとされます。
 
それが決してダメとは思いませんが、大きく変化のある釣を出し尽くすと、諦めモードになり単調な釣りになりやすく結果が出ないことが多いです。
 
文章に表現するのは難しいのですが、チヌは少しの変化で食ってきます。
 
例えばオモリをワンサイズ変える、這わせ幅や打ち返しのテンポを変えるなど、の釣り方も決して遠投や落とし込みの様に大きく釣り方を変えるものではありませんが、厳しい状況では大きく釣り方を変えるよりも小さく少しづつ変えて行くことがチヌに届きやすいと、私は思います。
 
まずは、の釣り方で少しずつ変化させ勝負をして行くことです。
 
 
皆さんに好い釣果がありますように!
 


2013年3月8日金曜日

基本的釣法No1這わせる


暖かい日が多くなってきましたね。

釣りをしていても気分が良いですよね、これだけ気温が上がれば。

今回は、どんな内容を書こうかと考えてましたが、一年のスタート(乗っ込みスタート)ですので、チヌかかり釣り基本の釣り方を書こうと思います。

ベテランさんには全く持って意味がない内容になるかも知れませんが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
さて、チヌかかり釣りの基本的な釣り方は、4種類に分かれると思います。

上記図参照
這わせ釣り
とんとん
浮かせる
落とし込み

①這わせ(はわせ)る釣りの種類

オモリから鈎までを這わす。
オモリより余分にラインを出す。

オモリを浮かした状態で這わす。
完全フカセ(オモリなし)で這わす。

 
詳 細
這わせる幅(長さ)は、状況によって変えて行きます。

基本的にはエサ持ちが悪ければ長めに出し、エサ持ちが良過ぎれば短めにする。

チヌがエサを取るまでの時間を考え、エサが持つように調整します。

もちろんエサが持ち過ぎても、かえってチヌまで避けることになりますので調整が大切です。


有効的な状況下

エサ取りが多いとき。

冬場など、チヌの動きが悪いと感じるとき。

食いが悪いとき。

潮に乗せるとき。

荒れた天候にも効果的。


基本的なアタリについて

①.4種類の中で一番前アタリから確認し易いことが多い。
 
  よほど渋い食い方にならない限り通常と同じように感じれるはず。

②.に続き確認し易いパターン。
  あまり大きめの固定オモリを使うと、渋い食いアタリが出ないことがある。

③.前アタリが確認し易い時と、確認しづらい時がある。
  本アタリがいきなり出ることも多く、急のアタリに反応できるような気持ちで待つ方がよい。

④.よりも前アタリが出づらいことがあり、初回のアタリが本アタリってことが多い。
  ③パターン同様に、急なアタリに反応できるよう注意が必要。
  突然穂先が舞い込むアタリもある。

上記はあくまで目安で、絶対そうであるってことはありません。
 這わせ幅(長さ)によっても変わりますので、経験を積んで行かれるのが一番です。
 アタリかと感じる時は、自分のタイミングでドンドン合わせて行き経験を重ねて下さい。


使い方

1.ダンゴの割れを確認してから①~④それぞれのパターンにセットする。

2.ダンゴを付けた状態で①~④それぞれのパターンにセットする。

3.で開始してから①→②とラインを出して行く。とんとんから開始することもある。

4.ラインを出して行くことが基本動作と考え、ラインを巻く逆のパターンはしない。

5.這わした状態から潮に乗せ、とんとんの状態になってから流す。

6.這わした状態をキープしながら流す。

7.波の高さ以上にラインを出してエサを底で安定させる。

その他にも使い方法はありますが、まずは7つを覚えておけば効果的に這わせが使えます。


今回は、這わせる釣り方の基本を書きました。
次回につづきますので楽しみにしてもらえれば幸いです。

皆さんに好い釣果がありますように!



 



2013年3月4日月曜日

万能調子の胴調子

前回の内容は、胴調子を使いこなそうっていうものでした。

今回はそのつづきになります。

胴調子とは、非常に優れた穂先です。

どこが優れているのか。

先調子の穂先は、先は敏感ですが、先が死んでしまえばどうしようもない代物です。

そのため先が死なないように気を付けて使われていると思うのですが、その気を付けているラインテンションは穂先の数センチだけを気遣ったものです。

胴調子は穂先の半分近くを気遣いながら使う必要性があり。
また、適当に扱っても使える穂先でもあります。

後者は、海の状況しだいの話ですが。

では、胴調子穂先の有効な状況や釣り方ですが、下記の場面では適していると云えます。
①一定の間隔でやってくるウネリ
②凪
③潮流
④落とし込み
⑤遠投(広角)
⑥スローな誘いを多用するとき
⑦完全フカセ~大オモリ
③大きい丸貝使用時
⑨中層などを狙う際
⑩水中浮き
まだまだ上げればあると思います。

しかし上記の場面は、先調子では不利なのか?
いいえ、そんなことはないです。

どちらでも対応可能な場合はもちろんあります。

胴調子を使い熟せるようになれば、いかに先調子が使い易い物か、そして完全に先調子が活かせるようになるはずです。

先調子と胴調子の長所と短所を欲理解できるようになれば、釣り場の穂先選択も状況に合わせた選択ができるようになります。

筏釣りの道具は多いですが、釣りに使うタックル類は竿、リール、ライン(道糸通しの1本のみ)、オモリ、鈎だけしかありません。

この限られた道具を状況に合わし選択することは、釣りを有効にするために必要不可欠です。

穂先の選択も、少ないタックルだからこそ重要なの物の一つです。

道具は使う釣り人しだいで、良い物にも悪い物にもなります。

使う釣り人が最高の技術を持てば、ただの石がダイヤモンドになることもあります。

道具に使われない釣り師になることが大切だと、私は思います。

皆さんに好い釣果がありますように!


2013年3月1日金曜日

胴調子を使いこなせ!

春の足音が聞こえて来た感じです。

暖かい日の匂いが春の香りを感じさせます。

春といえば乗っ込みですが、今年はどんな感じのスタートになるか楽しみです。

休養明けの渡船店も、どんどん増えて来ます。

さて、今回は穂先の話を書こうと思います。

皆さんは釣行時に何本の穂先を持参されますか?

自宅には何本の穂先のストックがあるでしょうか?

私は家にタイプの違う穂先を12本持っていて、釣行場所に応じて8種類持参しています。

皆さん個々に好きなタイプの穂先があると思います。

先調子が好きな人、胴調子が好きな人。

自分の釣りに自信が少し持てるようになれば、好みの穂先ばかりを使わずに色々な穂先を試して慣れて欲しいです。

そして穂先に悩まれている方は、胴調子を使う方がよいと思います。

先調子の穂先は最高によい物ですが、穂先に頼りがちの釣りになってしまいがちです。

イメージ的には、攻めの釣りを展開するのが先調子、待ちの釣りが胴調子と感じるかも知れません。

胴調子を使うのは古く、イメージ的にも攻めの釣りに適している先調子を使う人は多いと思いますが、先調子は意外にラインテンションを繊細にコントロールしなくてもアタリを出してくれます。

これに慣れてしまうと、知らず知らず穂先に頼りがちになる事が多くなります。

それに比べ、胴調子を攻めの釣りで使う事は非常にラインテンションに気を使う事が多く、釣りに必要な多くの要素が身に付く穂先が、胴調子だと私は思っています。

使い方によっては、胴調子は色々な釣り方に対応できる穂先であることも事実です。

その色々な釣り方というところは今度のブログネタとしまして、まずは道具に頼った釣りではなく技術を磨いてから道具を選んで使うようにする事をすすめたいのです。

釣りの技術が備われば、道具の機能性が何倍と活かせるようになるからです。

道具に使われるのではなく、道具を使いこなしてこそ技術力は増していくものです。

皆さんに好い釣果がありますように!!


2013年2月25日月曜日

釣りに合う携帯は

IT器機の進歩は凄いですよね。

車の進化で例えるなら、数十年が数年~数ヶ月で進化しているってかんじでしょうか。

携帯(ガラケー)から多機能電話(スマートフォン)に替わって、ノートパソコンも10インチ台のノートブックが多くなってきました。
ノートパソコンよりも、タブレットを持つ人も増えてきましたね。

携帯電話はパソコンに近づき、パソコンは小さくなり携帯し易くなってきました。

ガラケー→スマートフォン→タブレット←ノートブック←ノートパソコン←ディスクトップパソコン

流れ的には、こんな感じになるのでしょうか。

私は、スマホとタブレットを携帯していますが、家ではパソコン派ですので全くスマホやタブレットを触ることがありません。

世間ではスマホ(Android)やiphoneが人気で、今や持っていないと流行に乗り遅れたかのような錯覚を起こしてしまいます。

ですので私もスマホに変えたのですが、私は20年来docomo愛用者なのでiphoneではありません。

趣味の釣りに出かけると、地方の海の上に居る事があたりまえですので、電波を考えるとdocomoが最強だったんので乗り換え出来ずに今まに至ります。

そして私が持つスマホなのですが、まぁ~酷い!発熱に電池の消費、スマホ持ちなら皆さんが思うような事と同じですが、あまりの酷さにdocomoショップに何度となく足を運び、半ばクレーマーでした(汗)

docomoショップの店員さんに文句を云っても仕方ないことぐらいは百も承知ですが、云わずにはいられないぐらい我慢できなかったんです。

電池の減りが早過ぎるので、必要最低限のアプリ以外はインストールせずに起動も切り、バックグラウンドで起動中のアプリも落とし使用しています。

多少はましになりますが、ガラケーと比べれば月とスッポンです、あたりまえですが。

充電しながら電話すると発熱で、充電機能をシャットダウンされ充電できなくなるので電話は充電切れで出来なくなる始末。

役に立つ事と言えば、冬の釣りでホッカイロ代わりになると言う事です(苦笑)

アプリを入れなければ多機能電話でも何でもないですし、ガラケーの方がよほど多機能だったりします。

確かにネット検索は優れていると思いますし、それ以外でも優れた事は多いですが、家でPCを触っているのでPC以上に役に立つことはありませんから・・・これってどうなんでしょう(汗)

マリンスポーツやウィンタースポーツなどを趣味にしておられる方なら、ガラケーの方が良いのじゃなかと思ってきています。

海の上では携帯が海上無線の替わりとして扱われるようになりましたが、釣り人も安全の為に携帯は有効手段の1つです。

海上で事故に遭遇した時のために「118」番という電話番号まであります。

スマホやiphoneの電池持ちではやはり不安があります。

大容量バッテリーなども格安で売ってはいますが、持ち歩くのは少々邪魔なのも正直な意見です。

防水スマホもありますが、それもやはりガラケーの防水に比べれば、海で汚れたからといってジャブジャブ洗えるほどでもなくおまけ程度の防水ですし。

私はそんな事から、最近はガラケーの方が私の趣味であるチヌかかり釣りに向いてるような気がしています。

携帯は電話が主ですので電話として優れているガラケーを持ち、ネットはタブレットかノートブックにしようかと思ってます。

Windows8もノートブックとして持ち歩くなら最適のOSですから。

ノートブックにSIMカードが挿せればタブレットも要らないのですけど。

まずはスマートフォンの電池持ちをガラケー並みに開発して欲しいものです。

全然関係ない話ですが、家のネット、携帯などの回線使用料も一つになれば嬉しい限りですけどね。

そんな時代も遠くは無いかもしれないけれど、それまではガラケーに戻して釣りに気兼ねなく持って行こうかな。

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年2月22日金曜日

悩むことは大事なこと

ネット上には多くのQ&Aコーナーがあります。

この前チヌかかり釣りのQ&Aは、どのぐらいあるのかを探してみました。

これが予想以上にけっこうありました。

悩んでいる方が質問した内容に、閲覧している方が回答をするという形のもので、回答は三者三様ですが、色々な回答があり楽しめました。

質問内容を幾つか見ていって、「私も同じような事で悩んできたな」っと思い、チヌかかり釣りをやっている釣り人は同じような道を通って行くんだと感じました。

非常に良い回答ですって付いていた幾つかの回答に、以下のようなものがありました。

①チヌは2.5号以上のハリスを見ていますので、2.5以上は使わない事です。
②筏釣りは底を釣る釣りです、中層は狙わず底だけを釣りましょう。
③お金に余裕があれば、箱ダンゴだけを使うのではなく、集魚剤を入れ1日25㎏以上は撒くことです。たくさん撒く人ほどチヌを釣っています。
※上記は回答内容の一部です。

釣りには、絶対こうでないと釣れないって事はありません。

それぞれの考え方がありますので、上記の3つの回答が間違っているわけではありませんが、絶対こうでないと釣れないというようなことはありません。

決めつけて釣りをすればするほど結果に苦しむことになります。

かかり釣りの基本さえしっかり覚えてしまえば、あとは自由に色々やって見れば良いと私は思います。

2.5号以上のラインでチヌは釣れますし、中層や上層でもチヌは釣れます。

食いが渋い時や大型を狙う時などは、集魚効果を抑えたダンゴを撒き過ぎないことが良い結果に繋がりやすいときが多いです。

絶対に、こうしなければイケないという釣りをずっとやっていると、それで釣れなきゃチヌは居なかったになってしまいます。

頭を柔軟にして色々やって行くことが上達の早道ですし、長く釣りを楽しむ秘訣です。

皆さんは年間のうち、どのぐらいボウズをくらいますか?

7・・・5・・・3割ぐらいボウズでしょうか、はたまたボウズは1度もない人もいるのでしょうか。

ボウズをくらった日が全てチヌが居なかった日、または状況が悪くって誰がやっても1枚も釣れなくて当然の日だったのでしょうか。

そんなことは無いと思いませんか。

ひょっとすれば、釣り方しだいで1枚ぐらい何とかなった日があるんではないでしょうか。

釣果があった日でも、あと1、2枚ぐらいは追加出来た日もあると思いませんか。

絶対にこの方法でないと釣れないなんて釣りをしていては、釣れない日は仕方ない、釣れる時は釣れるのだからと釣りがマンネリ化してしまい、進歩のない釣りになってしまいます。

進歩を止めれば上達は止まり、あとは下降しかありません。

悩むことは良い事だと私は思います。

悩んで考え、答えを求めに海へ出かける。

そしてまた壁にぶち当たり悩む。

釣りはこれを繰り返して、小さく一歩一歩進んで行くものだと思います。

悩み考える事を止めた時、釣りの進歩が止まる時です。

悩んで考え抜いた釣り方でチヌを釣れば、その快感は最高の救いになるはずです。

さぁ!釣行しましょう!!

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年2月18日月曜日

3つの力

チヌかかり釣りの釣果を上げるために絶対必要な3つの力。

1.情報力
2.釣り場選定力
3.状況判断力

この3つが養われていれば、釣果は必ず伸びるはずです。


1つ1つの力を説明して行きましょう。

1.情報力
釣りには絶対あった方がいい情報力ですが、最近はインターネットの普及により誰もが公平に最新の情報が手に入りやすくなりました。
チヌかかり釣りMEGAをその為のツールとして使って頂ければ幸いです。(ちゃっかりMEGAの宣伝も入れてみました 汗)
簡単に手に入るネット情報とはいえ、正確な情報を見分ける力は必要です。
そして何より知り合いの情報ほど強いもので、レアなものはありません。
多くの釣り仲間をつくることが一番情報力を上げる力になります。

2.釣り場選定力
手に入れた情報の中で、自分が釣行予定を立てている日に良さそうな渡船店を選ぶ力です。
大潮周りがいい釣り場なのか、曇りがいい釣り場なのか、釣行予定の天候、潮周り、釣り人の数などの色々な情報から、自分の釣行予定日に一番可能性が高い釣り場を選ぶ力を養うことです。

これは沢山の釣り場を経験するうちに自然と養えるものです。

3.状況判断力
一番難しいかも知れないのが状況判断力です。
釣りをしながら、今日の状況ならどう攻めるのが良いのかを見抜く力のことです。
撒き餌を多めに打つのが良いのか、撒かない方が良いのか、フカセで攻めるか錘を付けて攻めるのか、状況判断がしっかりできれば攻め方が見えて来ます。
状況判断が出来るようになってくれば、必ず釣果は上がって行きます。
しかし状況判断は、経験が一番必要なことです。
昨日今日初めて直ぐに出来るものではありませんが、回数をただ重ねただけでも養えるものでもありません。
1回1回の釣行を真剣に取り組み、納竿最後まで諦めない釣りをすることです。
そしてないより色々な釣り方を試し、その結果エサが取られやすくなった、また取られなくなったなどの、状況の違いを感じながら釣りをして行くことが状況判断力を向上させることになります。

この3つの力を養いながら、釣りの引き出しを増やして行けば必ずボウズの数が減り、想い描く釣果に近づけるはずです。

1回の釣行を大切にして、どんな悪い状況でも技術アップと考え、最後の最後まで頑張りましょう。

皆さんに好い釣果がありますように!


2013年2月15日金曜日

想像より続けること

先日暇だったのでブログのネットサーフィンをしておりました。

あるブログに興味を引く記事を見付けました。

その内容はイカダ釣りが嫌いという内容でした。

イカダ釣りが嫌いな理由は、釣り堀が嫌いで、筏釣りも釣り堀的な要素が強いという事でした。

そんな釣り人が、どうやら付き合いで筏釣りに行くことになったそうで、釣行したけれでも全く釣れず、悔しくって再度挑戦したがまたもボウズをくらってしまったそうです。

その時常連の方で、船頭が腕を認めてる人が40㎝満たないチヌを1枚釣っていたそうですが、その釣り人は渡船代を払って全体で40㎝満たないチヌ1枚ってなら防波堤でやってる方がまだ釣れるっと思ったそうで、ますますイカダ釣りが嫌いになってしまったらしいのです(涙)

釣りはお金を出せば釣れるという物ではないです。

イカダ釣りは飼い着けの釣りではありますが、必ずしも釣れる釣りではありません、釣果だけで言えば釣れない釣りかも知れません。

しかしチヌかかり釣りの楽しみは、なかなか釣れないところにも面白さがあるんです。

これは、チヌかかり釣りを好んでやってる釣り人にはうなずいてもらえると思います。

たしかにチヌかかり釣りより安く上がり、沢山チヌが釣れる釣りもあるでしょう、しかし釣りは安易に沢山釣れることがイコール楽しさの全てではないと思うのです。

1枚でも2枚でも、その困難な状況から釣った喜びは当たり前のように釣れたチヌには無い喜びなんです。

よく云われる言葉ですが、釣り人は漁師ではありませんし売るほど釣っても仕方がありません。

いかに1枚1枚を釣る楽しみが喜びに繋がって行くわけで、だからこそ長い時間アタリがなくても楽しめるんです。

苦労なくって喜びだけあることは存在しません、苦労あるから喜びが何倍にもなるのです。

こんな事を書くとチヌかかり釣りは難しそうとか、大変そうに思うかもしれませんが、そんな事を何も考えずに一度チャレンジして欲しいです。

そして1、2度で釣れないからと諦めるのではなく、最低1枚のチヌを釣るまでやってもらいたい。

それからでも止めることは出来るのですから。

その1枚がきっとチヌかかり釣りの面白さを教えてくれるはずです。

まだ1枚のチヌに出逢っていない人がいたのなら、必ず釣れますから続けることがチヌを釣る一番大切なことです。

皆さんに好い釣果がありますように!


2013年2月12日火曜日

他の釣りを見ながらワクワク

愛犬を連れて近くの公園にある池の辺を散歩して来たんですが、沢山のご年配釣り師が釣りを楽しんでおられました。

ベンチに腰を掛けて少し様子を見たいたのですが、竿を曲げている様子は一向になく、「頑張るな~」っと思わず言いたくなるような感じでしたよ。

寒い中淡々と打ち返して浮きを見つめる姿に感心しました。

自分のやらない釣りをこうして見ていると凄いなと思いますが、自分のやっているイカダ釣りも同じような感じで淡々と寒い中やってるんですよね(笑)

釣はやっていると楽しいのですが、こうして見てると我慢大会ですよね。

嫁が「寒い中釣なんてアホちゃう」と言っているのが何となく分かる気がしました(汗)

そんなことを考えながら30分ぐらい釣り人を見ていて、へら釣りとかかり釣りはやっぱりどこか通ずる物があると感じます。

ポイントを移動するわけでもなく淡々と打ち返し、魚を寄せる姿はチヌかかり釣りでも同じですし、小さなアタリを逃すまいと浮きを見つめる姿もまたよく似ています。

浮き、竿、タモなどの自作を楽しむところも似ています。

私も年老いて海まで行けなくなったらへら釣りをやって見ようかな。

釣りは鮒で始まり鮒で終わると云いますからね。

それにへらの体系はチヌに似ているじゃないですか、やっぱり長い魚より体高のある魚が好きですから。

そう言えばチヌも各地域によって多少形が異なると思いませんか?

大きく分けても日本海側と太平洋側でも違いますし、急流に住むチヌとそうでないチヌでも違いますよね。

体色に関しては皆さんよく云われますが形の話はあまり出ません。

あくまで私の経験ですけど、尾が太く大きいチヌは力強いことが多いです。

急流の釣り場では、あまりこのタイプのチヌは見た事ありませんが引きは急流に乗って強く感じます。

シャープな引きのチヌも楽しいですが、やっぱり力強く底がなかなか切れない引きをするチヌにはたまらなく燃えます。

そんなチヌとやり取りを終えた時は、釣り師冥利に尽きます。

さぁ~大チヌが待つ冬の海へ行きますか!

皆さんに好い釣果がありますように!



2013年2月8日金曜日

チヌかかり釣りMEGAから第1弾ゲームがリリースです!

やっとできました!!

チヌかかり釣りMEGAから、ついにゲームがリリースされました。

凝ったゲームではありませんが
渡船の待ち時間に
仕事の休憩時間に
少し暇な時間に
ポチポチっと遊んでみませんか!

遊び方はとっても簡単 


 チヌかかり釣りMEGAトップ画面上部より、ゲームタブをクリックして下さい

 
「はじめる」をクリックして、簡単な説明文を読んで頂き「つぎへ」をクリックすると左記の画面になります。

エサ取りのアタリをスルー(無視)すると+1点。

エサ取りのアタリをあわせ、エサ取りを釣っても点数は変動しません。

チヌのアタリをあわせ、チヌを仕留めると+3点。

チヌやエサ取りのアタリをあわせ、上手く合わなければ累計点数が0点になるので気を付けて。

フィーバータイムに突入すると加点される点数が凄く増えるので、フィーバータイムは必ず物にしてね!

画像アイコンの説明
1.あわせのボタン アタリのタイミングを計りここをクリックしてね。
2.アタリが取れれば魚種が表示されるよ。 合わなければバラシと表示が出るからね。
3.フィーバータイムに突入するまでのカウントだよ。
4.現在の累計点数が表示されるよ。
5.ゲームを始めてからの最高得点が表示されているよ。
6.ゲームを終わる時は、ここをクリックしてね。
 
 
右下にフィーバータイムが表示されると大チャンス

このチャンスを活かしてガンガン点数を稼ごう!!

5「いままでの」得点が10点を超えていると、ゲームを終えた時点で登録ができるよ。

名なしのチヌし欄にニックネームを入れて「とうろく」をクリックすると、現在までのランキングが表示されるよ。






左の図に出ているように、自分が何位にランキングされたかわかるんだよ!

どんどん点数を稼いで、ライバルたちを上回って欲しい!!

チャレンジして
海でもMEGAでもチヌ師の腕を存分に披露しておくれ。


得点を何点まで叩きだせる強者がいるのか楽しみだ!















2013年2月4日月曜日

懐かしい釣り場へ行ってみるのもいいかな

ノッコミの早い地域では、気配がボチボチ出てきているのではないでしょうか。

九州や四国ではもう始まっている場所もあると思います。

来月になるとオープンする渡船店が続々と出て来ます。

画像は仏谷ですが、ここも3月になるとオープンですね。

良い年にはオープン早々大型のチヌが舞う事でしょう。

今年は良い年になるのか、はたまた悪い年なのか・・・蓋を開けてみないと分かりませんがきっと良い年になることでしょう!←根拠のないただの願望ですが(笑)

皆さんはノッコミ時期の出陣場所は決まっているのでしょうか?

それとも、その年の状況に応じて行く場所を決めておられるのでしょうか。

私はきっと和歌山や三重をウロウロしております。

3月の初出陣は和歌県でほぼ間違いないでしょうけど。

実は毎年行こうと思いながら釣行出来ていない釣り場があるのです。

私が筏釣りを始めた頃に通い詰めていた場所なのですが、もう十数年その釣り場へは行っていないのです。

その場所は3月になるとオープンするので毎年一度行ってみようと思うのですが、行きたいところが多すぎて結局行けないままに年月が経ってしまいした。

初心者の頃に通った場所で今現在竿を出すと、自分がどんな風にその釣り場を感じるのか、そして自分の成長が感じられるのかすご~く気になります。

やはり今年は一度チャレンジするかな。

大将は私の事を覚えていてくれているのだろうか?

そんな事を考えてもドキドキワクワクします。

そこの大将には「いつになったら上手くなるんや」ってよく言われていました(笑)

今ならきっと「お!釣れるようになったのか」ぐらいは言わせると思うのですが(汗)

いやいや、やっぱり「上手くなったな」ぐらいは言われたいかな。

長年行っていない釣り場へ足を運ぶのも楽しいでしょうね。

皆さんもそんな釣り場があれば、久しぶりに足を運んでみてはどうでしょうか。

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年2月1日金曜日

大型釣りの大会が増えればいいのに・・・

皆さんは竿に好みってありますか?

私はハードな(硬い)竿が好きで、自作竿の素材であるチュブラーはカーボンを好んで使っています。

その日の状況や狙うサイズで竿の硬さや長さを使い分けてはいますが、硬い物をチョイスすることが多いです。

硬い方が好い人、軟らかい方が好い人、それぞれだと思います。

しかし最近は軟らかめの竿が多いですよね。

これは競技や大会が流行っている影響なのでしょうか。

現在の競技(大会)は、小型の数釣りが主流ですから軟らかい竿が多いのもうなずけますが、もう少し大型の大会があってもいいように思います。

本来釣りを楽しむ目的の1つに、大型を釣ることがあると思うんです。

たしかに運が左右し難いのは小型の数釣りかも知れません、それに大会当日の状況が悪く釣果が全く出ないなんってことで勝敗が成り立たないってことが少なくって済むのも小型釣りだからでしょう。

しかし年間を通して小型の数釣りをメインにしている釣り人が何人いるのでしょう。

大会を主に釣りをしている人でさえ、大会が近づくと練習で小型釣りを熱心に取り組むのでしょうけど、それ以外は大型を狙ったり中型主体の釣りをしている人がほとんどだと思います。

本当に小型釣りの大会って、一般的に支持されているのか疑問に思うところが私はあります。

どんなルールにしろ釣りには運が付きまとうのは仕方のないことですし、それをルールや方法でなるべく運に左右されないようにしたいと思う大会主催者たちの努力も分かりますが、本来の釣りから離れた物になると少し違和感があります。

大会でも30cm以下のチヌはカウントせず、30㎝以上のチヌを狙うと言うルールの大会があってもいいと思うんです。

でもこれじゃ多くの勝敗がジャンケンで決まることになるのでしょうかね(苦笑)

秋の数釣りシーズンに、数が出るイカダの上に2人釣り人が釣りを楽しんでいたとして、1人は15cm~27cmのチヌを80枚近く釣り、もう1人は43cm~50cmを3枚釣っていたとすると、それを見たとき皆さんはどちらの釣果が凄いと感じ、自分もそんな釣りがして見たいと思いますか?

私は後者の大型を釣った釣り人が凄いと思いますし、自分もそう言う釣り人でありたいと思います。

小型が多い中で大型に狙いを絞り、小型のチヌをエサ取りと変わらない設定で大型を釣ってしまう技量に釣り人として本当に上手いと思えます。

大会とは釣り人の技量を高めて行こうっていうのが目的の一つなら、そういった大会が主流になってもいいんではないかと思います。

それに、小チヌを苛めて成長して行くチヌを減らす事も避けられますしね。

勝手な事を書きましたが、本当にそんな大会が主流になることを私は願いたいです。

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年1月28日月曜日

油抜き!

少し前の話です。

友人から電話が掛かって来ました。

友「昨日知人から竹を貰ったんだけど。え~っと何竹って言てたかな?。よく杖に使われる竹だけど」

私「杖・・・どんな形の竹なの?」

友「ほら、水戸黄門が杖に使ってるやつ」

私「ん~っと・・・どんなんだっけな?。。。あっ!亀甲竹か。で、それがどうしたの」

友「それを玉の柄にしようと思うんだけど、使える」

私「太過ぎなければ使えるけど。それって掘りたてなの?」

友「掘りたてホヤホヤの根付きで貰った」

私「うわ~邪魔くさいよ処理が(笑) でも一から作るのも面白いからやって見る?」

こんな内容の電話でした。

現在は竹を採ってきて使う事が全くなくなりましたが。

だって凄く邪魔くさいんですよ、竿のグリップや玉の柄になるまでの処理が(汗)

買った方が楽でいいのですが、採るところから始めるのも一から作った感があって凄く楽しいのも確かなんですけどね。

今はすっかり竹の人気は落ちてカーボン柄の物が好まれていますが、和風も味があって良い物です。

もしも竹を貰ったり採ってきたりすれば、グリップや柄にするのも良いと思いますので、生竹の処理を書いておこうと思います。

竹を採集する時期は、12月末から2月末が一番良い時期です。

竹の水分が一番少なく加工段階で割れることがありません。

青が濃い若だけは、処理を確り行う事が大切です。

行程
1.10日~2週間ほど天日干しをしましょう。
 ※日が当らない部分がないように、1日置きぐらいで竹の向いを変えましょう。
2.油抜きを行います。
色々な方法がありますが、2種類書いておきますので自分が出来そうな方で行ってください。
①弱火で竹を炙りながら布で拭いてやります。
②木を燃やした墨を細かくしてから水で溶き、泥のようにしてから竹に塗りつけ、手袋をしてから布を使い磨きます。
どちらも竹に光沢が出て来ます。
3.陰干しを2ヶ月ほどすれば完成です。

もしも竹を真っ直ぐにしたければ、竹を真っ直ぐにする道具「矯め木」と言う物を使います。

私が使っていた物は、練炭の尻に穴をあけた物をガスコンロに被せ、それで竹を炙りながら矯め木で矯正していました。

1本だけでここまでするのは大変でしょうが、沢山するのであればそれ程大変なことではありません。

一度トライしたい方は、是非チャレンジしても良いかもしれません。

話のネタにはなると思います。

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年1月25日金曜日

タックルBOXに眠るオモリ


 
昔はオモリ使うのがあたりまえ。

そして最近は、オモリを使わない完全フカセの釣りが主流化しています。

どちらがよいんでしょう。

私はどちらかと言えばフカセ派なんですけど、フカセが最強とは思っていません。

その日その状況によって、フカセが良い時とオモリを付ける方が良い時がありますし、状況に応じて臨機応変に対応するのが一番だと思っています。

皆さんはオモリを何号までタックルBOXに入れていますか?

その中には一度も使ったことのない物はありませんか?

私のタックルBOXには、ジンタン1・B~6B・ゴム張り0.5、0.8、1、1.5、2、2.5、3号・中通し1~3号が入っています。

この中で一度も使っていないオモリはありません。

確かにゴム張りの1.5~3号・中通し1~3号は、殆ど出番がないのは云うまでもないですが(汗)

なぜこんな話をブログに書いたのかと言いますと、私と同じぐらいのオモリを持参している知り合いがいますが、彼は殆ど使ったことがないのだそうです。

フカセ最強派の彼だったらそうなるのも分かるんですけどね。

確かに重いオモリを使うのは抵抗があるのかも知れませんが、常にフカセが通用する訳ではありませんし、重いオモリが活躍してくれる時も必ずあります。

それは潮が速い時だけではなく、潮が流れない時にでも効果的な使い方やアタリがない時に有効なこともあるんです。

大オモリを警戒して使われない方がいらっしゃるようでしたら、半ば諦めかけた日に1度使ってみてはどうでしょう。

オモリを使わない釣りがカッコいいわけでも、とくによく釣れるわけでもありません。

フカセもできて、大オモリも使いこなせる釣り人の方が絶対有利なことは確かです。

せっかくタックルBOXに眠っているんですから、使ってあげましょう。

きっと釣りのバリエーションが増えると思います。

皆さんに好い釣果がありますように!




2013年1月21日月曜日

寒い時季は寒い日

ズラリと並ぶ広島のカキ筏。

チヌだけに食わすのは勿体ないけれど、食わなさ過ぎるのは釣り師として寂しすぎます(笑)

先週は冷え込みが増し、雪もチラホラ舞い降りました。

釣りをやっていると思いますが、冬ってやっぱり寒い日の方がよく釣れます←私の主観ですけどね。

雪が降ると落ち着きがなくなるんですよね、わたし(苦笑)

雪と共にチヌがやって来る気がしてなりません。

その根拠はって聞かれると困るんですが、幾つかあります。

雪の降る中の釣行では坊主が少なく、結構いい釣りもできていることが1つです。

確かに釣り人も少ないので競争率も低いのが要因の一つでもありますが、水温の関係もあると思います。

寒い日や雪の日は、水温の方が外気温より高くなります。

外気温が低いと水面の水温は低くなりますが、海底の水温は安定しておりチヌが底で動きやすいのじゃないかと思います。

反対に暖かい日は、海面水温が上がり魚たちが浮遊しやすく、チヌどころかエサ取りさえ少ない日が多いです。

こんな経験を何度したかわかりません。

寒いのは釣り人にとって厳しいのは確かですが、寒さを我慢すれば最高の釣りに出会えるかも知れない。

そんな風に思ってしまうんですよ、わたし。

もう直ぐ冬も中盤を迎えますが、まだまだ冷え込む日が多いはずですから、冷え込んだ日には竿片手に海へ向かいたいと思います。

寒いのは嫌い でも チヌ釣り大好きって人は、寒さに負けず釣行してみてはどうでしょうか。

いい釣果が待っていると思いますよ!


皆さんに好い釣果がありまあうように!!

2013年1月18日金曜日

2013年牡蠣チヌの頃合い

すっかり冬の名物となりつつある牡蠣釣りですが、今季のカキちぬはどうなのでしょうか・・・。

皆さん釣行されていますか?
そしてカキちぬ狙われたいるのでしょうか。

去年の夏が高水温だったために、カキの生りが全国的に悪いようです。

舞鶴ではカキが夏ごろから口を開き落ちたようで、現在残っている物でもかなり小さいようです。

カキ業者の方は大変な年になったと思います。

私の情報ではチヌも悪いようで、カキ釣りでの釣果が振るっていないようですね。

三重県や舞鶴のカキちぬが悪いのは、カキの成長と関係があるのか、はたまたカキが少ないせいなのか・・・是非チヌに聞けるものなら聞いてみたいですね。

釣師の願望だけで言うなら、遅れているだけと思いたいですけどね(汗

釣りは自然相手ですから、良い年もあれば悪い年もあります。

悪いなら悪いなりに何とか楽しむのが本当の釣師なのかも知れませんけど、悪い年は場所探しや釣り方に悩みますよね。

今年のような悪い年でも何とかカキで釣果を上げたいなら、自然と同じように攻めるのが良いと私は思います。

カキの生りが小さいなら刺し餌は小さい物をチョイスし、撒き餌の量も少ないでしょうから少量だけ撒く。

一日の撒き餌は、オケに半分ぐらいで良いのではないでしょうか。

上手くやれば良い年より、枚数は取れないでしょうが3枚程度なら期待は充分できると思います。

たった3ヶ月くらいしか楽しめない釣り方ですので、数回ぐらいはカキちぬを堪能しておきたいですね。

まだまだこれからがカキちぬシーズンです。

ガンガン釣行して大チヌを仕留めに行きましょう。

皆さんに好い釣果がありますように!



2013年1月16日水曜日

元気ないぞボケども!

昨日の12時ごろよりgooメールが機能を全面停止しており、23時をまわっても復旧しません。

webメールを使っていると便利なのですが、こういった状態になると非常に不便を感じます。

やっぱりGoogleかyahooメールを主に使う方がいいかな。

使い慣れてしまうと他に移行するのがついつい邪魔くさく感じますよね。


さて今回は、画像の通りボケのお話しです。

最近のエサ屋で見かけるボケは、元気がない!小さい!!

どう言うこっちゃ(+o+)

一昔前は、元気なボケやアケミ貝を探すのにエサ屋をハシゴしたんですが、最近は何処も同じものだろうとハシゴもしなくなりました。

それに大きさですが、大ボケが中ボケ・・・いや小ボケじゃないかってこともよくあります。

桶にボケを入れると桶の端をグルグル泳ぎ回り、鈎に付ける時には親指にまとわり着くように腹筋してくるようなボケ、やっぱりチヌも好むのか食いが良いんですよね。

高い金額で買って、直ぐに色が変わり泳がなくなるボケなら、ボケの効果が半減になりますよね。

アケミ貝もそうです。

桶に入れると白い下をデロ~っと出し、鈎に刺すとキュッと閉め付ける感じの元気なアケミ、食い良いんですよね~。

最近は丸貝で釣れているって情報が入っても、実際には小粒の丸貝が多いんです。

元気のいい丸貝なら、日本産の黒々した大きな丸貝でもチヌはガンガンアタックしてきます。

あのアタリ癖になるんです。

小粒の丸貝には出ないアタリですね。

そんな元気な活き餌が、減っているような気がするのは、私だけでしょうか?

アケミやボケが居なくなって来ているのでしょうか?

それとも掘り子が少なくなったのでしょうか?

どちらにしろ、これからドンドン生エサや活餌が少なくなっていく気がします。

そのうち加工餌が主力選手になり、バイオボケや人工アケミなどが出てくるのかも知れませんね。

本当の生エサよりも食いがよく、安いならそれでも良いですが・・・チヌはそこまでバカではないと、長年釣りしてきた私は思います。

使い慣れたものが使えないと言うのは、やっぱり不便を感じます。

時代は変わり、それに伴い釣りも変わって行くのかも知れませんが、変わって欲しくない物もありますよね。


皆さんに好い釣果がありますように!

2013年1月10日木曜日

寂しい・・・

毎年のことながら、1月1週目を過ぎると正月気分もすっかり抜け平常通りの流れになっていきます。

皆さんはどうでしょうか?
そんなもの早くから抜けているって方
まだまだ抜け切れていない方
色々でしょか・・・

そんな年明け気分も抜けた中、去年を振り返るのはおかしいのでしょうが、寂しい出来事があったせいでついつい振り返ってしまいます。

年明け早々暗い話は避けたいのですが、口にして少しでも気分を変えようと思いブログに書きます。

2012年12月に友人から電話が掛かって来ました。

友人「えらい事になりましたよ」
管理人「え! どうしたの」
友人「高橋が店やめたんですって」
管理人「高橋・・・ ???」
高橋君なんて知り合いおったかな・・・???
友人「高橋つり具ですよ」
管理人「ええええええええ!!!!!!!!!! うそや~それほんまの話?」
友人「間違いなくホンマみたい」
管理人「いつ閉められたの?」
友人「2日前らしい」

そこから2時間以上話が続きました。

舞鶴釣行される方は、もちろん知っておられるエサ屋さんだと思います。

祖父や親父が利用していて、私も小さなころから通っていたエサ屋さんで、舞鶴釣行では必ず寄っていた店です。

それが何の話も聞かないままに、いきなり閉店とは。
まさに私の2012年のトップニュースになりました。

息子さんも跡を継がれていたし、黒鯛釣具が東舞鶴に移転して、ますます一人勝ちのように思えていたんですが、実際は苦しい経営だったのでしょうか?

本当に好いエサ屋さんで、エサの無理を言っても嫌な顔一つせずに、オキアミをカットしたり、アケミを100円単位で売ってくれたりしていました。

ボケが入手困難な時は、周りのエサ屋がダンゴや他のエサと抱き合わせで売っている時でも、ボケだけで売ってくれたりもしていました。

釣り人にとって本当に良いエサ屋さんだったのに・・・。

確かに数十年前と比べたら、断然客足は少なくなったと思います。

実際舞鶴で釣りをするにも、渡船屋は軒並みなくなってきています。
高年齢化で跡継ぎもない渡船店がおおかたです。
道沿いでは、釣りの出来る所も少なくなり、磯の渡船も殆ど無い状態です。

肝心な釣り場がなければ、エサ屋も続けることすら困難でしょう。

不景気の流れを煽り、釣行回数を減らしたり、エサの購入額を減らす釣り人も多いのが現状です。

釣り業界が本当に廃れて行くのかなっと凄く寂しい思いです。

こんなことなら三重や和歌山などの釣行を多少減らしても、舞鶴釣行を増やしておけばよかったなと思います。
しかし私一人が数回増やしたところで、なんの解決にもならなかったとは思いますが。

最近の釣りと言えばルアーが主力になり、エサ釣りは本当に少なくなってきているのでしょうか?

産まれてこれまでエサ釣り大好きで来た私は、エサ釣りがすたれて行くことだけは避けたいです。

確かにルアー釣りは手軽で始められ、臭くならないし、ハマれば奥も深いのでしょうが、エサ釣りも面白い釣りと云う事では全然負けていないと思います。

これからの子供たちは、やはり釣りといえばルアーになるのでしょうか。

エサ釣り師の皆さん、エサ釣りも負けじと頑張って、エサ釣りの面白さを後輩たちに伝えて行きましょう。

高橋つり具店さん、数十年と言う長い間お疲れ様でした。
もし再度開店される事があるなら、またお世話になります。
私は再開して欲しいと心から願う釣りエサ店です。

今年ぐらい釣りブーム来ないかな!

皆さんによい釣果とよい釣行がありますように!!