2013年1月10日木曜日

寂しい・・・

毎年のことながら、1月1週目を過ぎると正月気分もすっかり抜け平常通りの流れになっていきます。

皆さんはどうでしょうか?
そんなもの早くから抜けているって方
まだまだ抜け切れていない方
色々でしょか・・・

そんな年明け気分も抜けた中、去年を振り返るのはおかしいのでしょうが、寂しい出来事があったせいでついつい振り返ってしまいます。

年明け早々暗い話は避けたいのですが、口にして少しでも気分を変えようと思いブログに書きます。

2012年12月に友人から電話が掛かって来ました。

友人「えらい事になりましたよ」
管理人「え! どうしたの」
友人「高橋が店やめたんですって」
管理人「高橋・・・ ???」
高橋君なんて知り合いおったかな・・・???
友人「高橋つり具ですよ」
管理人「ええええええええ!!!!!!!!!! うそや~それほんまの話?」
友人「間違いなくホンマみたい」
管理人「いつ閉められたの?」
友人「2日前らしい」

そこから2時間以上話が続きました。

舞鶴釣行される方は、もちろん知っておられるエサ屋さんだと思います。

祖父や親父が利用していて、私も小さなころから通っていたエサ屋さんで、舞鶴釣行では必ず寄っていた店です。

それが何の話も聞かないままに、いきなり閉店とは。
まさに私の2012年のトップニュースになりました。

息子さんも跡を継がれていたし、黒鯛釣具が東舞鶴に移転して、ますます一人勝ちのように思えていたんですが、実際は苦しい経営だったのでしょうか?

本当に好いエサ屋さんで、エサの無理を言っても嫌な顔一つせずに、オキアミをカットしたり、アケミを100円単位で売ってくれたりしていました。

ボケが入手困難な時は、周りのエサ屋がダンゴや他のエサと抱き合わせで売っている時でも、ボケだけで売ってくれたりもしていました。

釣り人にとって本当に良いエサ屋さんだったのに・・・。

確かに数十年前と比べたら、断然客足は少なくなったと思います。

実際舞鶴で釣りをするにも、渡船屋は軒並みなくなってきています。
高年齢化で跡継ぎもない渡船店がおおかたです。
道沿いでは、釣りの出来る所も少なくなり、磯の渡船も殆ど無い状態です。

肝心な釣り場がなければ、エサ屋も続けることすら困難でしょう。

不景気の流れを煽り、釣行回数を減らしたり、エサの購入額を減らす釣り人も多いのが現状です。

釣り業界が本当に廃れて行くのかなっと凄く寂しい思いです。

こんなことなら三重や和歌山などの釣行を多少減らしても、舞鶴釣行を増やしておけばよかったなと思います。
しかし私一人が数回増やしたところで、なんの解決にもならなかったとは思いますが。

最近の釣りと言えばルアーが主力になり、エサ釣りは本当に少なくなってきているのでしょうか?

産まれてこれまでエサ釣り大好きで来た私は、エサ釣りがすたれて行くことだけは避けたいです。

確かにルアー釣りは手軽で始められ、臭くならないし、ハマれば奥も深いのでしょうが、エサ釣りも面白い釣りと云う事では全然負けていないと思います。

これからの子供たちは、やはり釣りといえばルアーになるのでしょうか。

エサ釣り師の皆さん、エサ釣りも負けじと頑張って、エサ釣りの面白さを後輩たちに伝えて行きましょう。

高橋つり具店さん、数十年と言う長い間お疲れ様でした。
もし再度開店される事があるなら、またお世話になります。
私は再開して欲しいと心から願う釣りエサ店です。

今年ぐらい釣りブーム来ないかな!

皆さんによい釣果とよい釣行がありますように!!



  
    

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