2012年7月30日月曜日

筏釣りではライン通しは絶対?

←あまり筏釣りでは使わない、結び方です。

と言うより、筏では鈎の結び方を知っていれば、仕掛けが完成します。

なんてリーズナブル!!

リーズナブルの使い方間違っていますね(汗)

今回は、前回予告していた、筏釣りではライン通しは絶対?のお話しです。


チヌかかり釣りでは、ほとんどの方がライン通しで使っておられます。

何故か! それは、仕掛け作りが簡単だからです(~_~;) なんて嘘ですよ。

ちゃんと理由があります。

ラインをそのまま直接鈎に結ぶことで、どこにも繋ぎ目がないため、ライン強度が100%維持できるからです。

あとは竿が短いため、特に変わった仕掛けが作れないってことも言えます。

磯や堤防での長竿では、ハリスをとります。 道糸2.5号ならハリス1.5号とかって感じで。

ハリスの長さは2ヒロぐらいでしょうか?人に寄って長さは違うと思いますが、長いのは確かです。

これには色々な理由があります

・ハリスを細くすることで、切れるのはハリス、浮きはなくさなくって大丈夫
・ハリスが細いので、魚に対して効果的
・ハリスを長くとることで、魚に対しての効果と強度が保たれる
・サルカンを付ける場合、糸ヨレを軽減できる

あまり畑違いの釣りの話をすると、クレームが怖いので、このへんで止めておきます。

これを筏・カセ釣りで使うとどうなるでしょう。

短竿ですので、ハリスが精々とれても70cmくらいでしょうか
長すぎるとチヌを釣り上げたとき玉入れできませんし、結び目をミクロガイドに巻き込むと穂先が折れてしまいます。

これが基本的な通しで使う理由なのでしょうね

ただ、絶対道糸通しでないとダメなのかって言われると、そんなことありません。

たまにいらっしゃいます、ヨレが嫌だからサルカンを付ける方。
ハリスをとりたいから、穂先のミニクロガイドを大きくしたりして、直結でハリスとる方。

この方たちにとっては、通しより、メリットがあると考えてのことなんだと思います。

ですから、自分にとってメリットが多い方を選べばいいと私は思います。

皆やっているから、そうでないとダメなんだって思いで使うよりは、よっぽど良いと思います。

釣りは、自分で考え、工夫するのが1つの楽しみ方です。
そこから新しい方法が産まれるのですから。

両方やって見て、やっぱり駄目と思えば、好い方を選べばいいんですから。

ライン通しのデメリットとメリット

デメリット
・ヨレは絶対避けれない
・太いラインなら、根掛かりした時なかなか切れない
・道糸太く、ハリス細くということができない
・ラインを切って、錘を無くすことが多い

メリット
・ライン100%の強度で釣りができる
・チヌを釣って鈎を替えるとき、そのまま結べばいいので早い
・仕掛け作りが早い

くらいでようか。

こういったことを自分で考えたり研究したうえで、自分にとってメリットが多い方を選べばいいです。

絶対、通しでないとダメなんてことはありません。

私はと言うと、通しで使っています。

それは、私にとって、通しがメリットあるからです。

では、今回はこのへんで失礼します。

皆さんが、好い釣果に巡り会えますように!










2012年7月26日木曜日

チヌはラインを見てます!

水中画像がないかと、WEBで拾ってきたものですいません。

この画像の所有者から、クレームありましたら、直ぐに消去させて頂きますので、ご一報ください。


チヌに見え難いラインを選ぶ方がよいのか?

先日こんなお話をツイッターでしていたのですが、文字数が・・・限界です(+o+)

そこで、せっかく頂いたブログネタなので、ブログで一方的に自分の考えを押し付けようと・・・

嘘です!押し付けはしませんが、どうしてもブログだと一方通行ですから、あくまで私の考えだと思って読んで頂けると幸いです。

釣り人なら誰もが1度は考えること、そして色々な情報誌に取り上げられる魚の眼の話、これって実際どうなんでしょう?賛否両論わかれますよね。

そして私の見解は、「見えていない!」の方です。

詳しく言うと、見えてないってことはないですが、目より発達した器官が、魚にはあるということです。

もちろんチヌもあります!

ですから目で確認できるなら、その器官で既にばれているのではないか?

これが私の考えなんです。

チヌの視力は・・・あれ!これ前にも書きましたっけ?

まぁ、もう一度。 視力は、人間表示でいくと0.14以下だそうです。

でも、特別よく見えるチヌが居るなら知りませんよ(汗)

例えば、視力7.0みたいな、サンコンさんばりの視力だったら・・・そりゃ~お手上げだわ(滝汗)

それは置いておいて、目に関してはまだまだ研究段階でもあるようですから、とりあえずってとこでしょうか。

実際、最近まではチヌの色彩能力は、白黒って言われていましたが、どうやら4色型色覚じゃないかと言われだしています。

ちなみに人間は、3色型色覚らしいです。

チヌの生物学については、詳しく書かれた本がありますので、もしも気になる方がいらっしゃいましたら、立ち読み・・・ダメか・・・購入してみて下さい。

釣りにも精通されています、広島大学の海野徹也氏が書かれているクロダイの生物学とチヌの釣魚学を読んで下さい。

話を戻しますが、光が届く水深は、何メートルだと思いますか?

これも、話が長くなりますね・・・

ん~これも、気になる方は調べて下さい。

とりあえず、賛否両論とだけ言っておきます。

じゃ、初めから言うなよって話ですね、すいません。

ただ、紫外線はチヌが生息する深さなら、ほぼ届くらしいです。

しかし、これも水が濁っていたりすれば別の話になります。

光のない鍾乳洞などの生物が、眼が退化したのは光がなく、物を見る事に必要性がないからですよね。

濁りの入った海水の中で、少しは光が届いたとしても、眼だけで物を判断するのは難しいと思いませんか?

それでもチヌは、エサをしっかり拾います。

魚には、平行感覚を保ったり、音や振動などを感じたりする、多機能な側線があります。

側線ついても長くなるので、深くは書きませんが、毛みたいな物の集まりが線になって見えると思っておいた下さい。

これが、素晴らしいセンサーなので、眼よりも先にラインを感じ取るでしょう。

ですので、ラインを見て食うか迷うかと言えば、それは違うと私は考えます。

これは、本当に私の個人的な考えですので、正解かどうかを保証するものではありません。
どうか、参考程度にお願いします。

また、側線がらみのネタでブログを書くと思いますが、その時に側線とラインについて書きたいと思います。

次回のネタがもう決まっていますので、次回は「筏釣りでは、ライン通しは絶対?」で書いてみたいと思います。

長文、最後もでお付き合いして頂いた方、ありがとうございます。

皆さんに、よい釣果あれーーーーー






2012年7月23日月曜日

ラインは細い派、それとも太い派?

前回の「チヌとラインの関係と、その役割!」つづきです

もし、「待っていたぜ~」って人がいれば、ありがとうございます。
えっ!そんな人いない・・・いや~少しは・・・いないかも(T_T)
いると思ってないと、ブログ書けないので思う事にします。

では、早々ですが前回の続きを、書いて行きます。



前回、チヌは太いラインでは食いが悪く、細いラインは食いが良い

これって本当! 

いえいえ、絶対的にそうとは、言い切れません!

皆さんご存知の通り「チヌは警戒心も強いですが、好奇心も旺盛です」ってところで、終わりました。
釣りをしている時の海底を想像してみて下さい、私たちが撒いた撒き餌が大量にあるなかで、チヌは全部を拾うのでしょうか?
それとも、怪しくないエサだけを食うのでしょうか?
こんなシーンを見た事ないですか
海面の小魚たちが、オキアミを撒くと一斉に寄って来ます、そんな中にライン付きの刺しエサを入れて上下に揺すると、魚たちは落ちて行くオキアミより、刺しエサに反応する。

これってチヌじゃないし、小魚だからですかね。
決してそうとは、言い切れないですよ。

チヌは、食い気が立ちエサの側に来ているのですから、スイッチが入れば、怪しかろうが不自然だろうが、変わった動きするエサに目を向けるんではないですかね。

先にも書きましたが、チヌ師の常識「チヌは好奇心旺盛」です。
チヌも食い気が出ると、目立ったエサの方が興味を示すと思いませんか?
確かに10匹のチヌが10匹とも、そうではないでしょう
10匹中半数が興味を示せば、残りの半数は、警戒しながら自然に近いエサを捕食していると思います。

決して目立たせることが、マイナスばかりではないって事が云いたいのです。

ですから、ラインの太さにそこまで拘る必要性はない!
これが、私の考えです。

冬場に太いラインを使うのは何故ですか?
チヌが口を使う回数が少ないので、掛けたチヌは高確率で取り込みたいから、太いラインを選ぶんですよね。

でもですよ、通常細いラインが食いが良いってだけで使っているなら、これって矛盾です。
それなら、冬場こそ細いラインで挑まないと、釣れないってことになりませんか?

そうは思いませんか!

だから私は、ラインの太さに拘らなくなったんです。

もしも今現在、細いラインに拘ってられる人で、何度もラインブレイクをおこして悩んでいる人、太いラインに抵抗ある方が居られるのでしたら、そんなに気にせずワンランクラ上げて見ればどうでしょうか。
チヌは、細ラインで釣らないとイケないってことは無いですし。
細ラインで釣る事が、カッコいいわけでもありません。

釣り上げてこそ、釣果になるのですから。

こんな書き方すると、凄い反感買いそうなので、これだけは付け加えさせてください。
あくまでも、バラシが多く、でもラインを太くすることに抵抗のある方に、少しでも抵抗が無くなればっと思い書いています。

細ラインに拘る人を、否定しているわけではありませんから、そこはご理解下さるようお願いいたします。

そしてここで、前回の3です、3.操作性と、使い易さ

潮流が速い場所などでは、ラインの太さが大きく影響します。
前にも書いているかもしれませんが、ラインの太さが倍になれば、ラインに受ける影響は、単純に倍になるんですから、チヌが警戒するとかの問題ではなく、操作性が悪く、釣り難いです。
結論的には、ライン選択は釣り場の状況(潮流、障害物の有無)を第一の考慮に入れて、考えればいいと思います。
細い方が食いやすいとか、太いと食わないってことは、それ程重視することではないです。
ラインをよく切られるなら、戸惑うことなく太くすれればいいと思います。
細いラインで、切られないのであれば、細い方が操作性はいいですから、細ラインでいいです。

悩んでられる方の、参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂いた、ありがとうございました<m(__)m>

皆さんに、よい釣果がありますように



2012年7月19日木曜日

チヌとラインの関係と、その役割!

前回の「ラインのお話」からのつづきです。

前回は、自分が納得いくラインを選べば、問題ないですってお話しでした。

人の意見に左右される事なく、自分はこの号数が使い易いって思う物で、釣り自体に大きく問題が出たり、好転はしません。

それよりも不安を持ちながら、使いづらいラインを使用する方が、よほど問題です。

道具は気持ちよく使えってこそ、初めて自分の釣りができるのですから。


今回は、チヌとラインの関係と、その役割!を、テーマに書いて行こうと思います。

ラインは、どんな役目があるんでしょう?
それは!チヌを釣り上げるためです←あたりまえすぎですが(-_-;)
チヌを釣り上げるために、釣り人がラインに求める必要要素は、なんでしょう。
1.ラインブレイクで、チヌをばらさない為の強度
2.チヌに、刺しエサと悟られない為の機能
3.操作性と、使い易さ、まぁ直接チヌを釣り上げるのに関係はないですが、耐久性もあれば使用回数増やせてお得ですね

大きく分けたら、こんなもんでしょうか。

1の強度ですが、そりゃ~ワイヤーぐらい強ければ言う事なしです。
こんなラインなら、私も何度泣かずに済んだことか(苦笑)

問題は、2のチヌに悟られない機能性です。
これは、3にも当てはまるところがあるのですが、2を優先すると1の強度を下げなければならない。
釣り人は、ラインに悩むとき、ココを悩むんですよね。

食わす事を優先するか、釣り上げる事を優先するかです。

でも、本当にそうなんでしょうか?
1の強度を優先すれば、2の機能性・・・ちょっと、まった!先に機能性とは、の話が要りますね(-_-;)
2機能性とは
①チヌに見え難いライン
②刺しエサが、自然に見える為のしなやかさ
とりあえずは、この2点でしょうか!
結論から言えば、細ければ細いほどいいって話ですよね。
細い方が軟らかいに決まってますし、海水の抵抗も受けにくい(自然に近い状態に、刺し餌がなる)=チヌに食ってもらいやすい。

ここまで説明して、「本当にそうなのか!」ですね。
確かに細いラインの方が、チヌに見え難いかどうかは別として、刺しエサが自然に近くなるとは思います。
少なくとも、3号ラインより1号ラインの方が、自然には近づけるはずです。
でもですよ、自然に近づける方が、絶対的にチヌが食うのでしょうか?

いえ、絶対的かと言えば、絶対的ではありませんよ。
チヌは、警戒心も強いかも知れませんが、好奇心も旺盛なんです(チヌ師なら、皆が知っていることです)

あーーーーーーーー!時間がない!!

すご~く中途半端な終わり方ですけど、今回はこのへんで失礼します。

ちょっと時間に追われています(笑)

ないと思いますが、もしも、夢中で読んで頂いていた方
「おい!おわりかよ」っと、思われていたら申し訳ありません<m(__)m>

次回を、お楽しみにして下さい。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

皆さんが、よい釣行ができますように





2012年7月18日水曜日

チヌかかり釣りMEGAからのお知らせです

日頃から、チヌかかり釣りMEGAをご利用して頂いている皆様


ありがとうございます<m(__)m>


皆さんに使い易さを求め、日々一歩一歩ですが、邁進しております。

そんなチヌかかり釣りMEGAからのお知らせです


チヌかかり釣りMEGAに新しい機能が搭載!!

MEGAが、より便利になりました!

MEGAトップページより、各渡船店の釣果速報が追加されます。

見たい釣果速報をクリックした頂ければ、詳細が見れます。
また、各渡船店詳細ページの下記に、釣果情報を掲載しております。
詳しく見たい方には、(例)釣果詳細を参照するをクリック頂くと、釣果詳細が見れるようになっております。

そして!ついに!!ガラケー(ガラパゴス・ケータイ)より釣果が見れるようになりました!!!
※ガラケーとは、従来の携帯電話で、スマートフォンでない物です。

まだまだ、未完成ではありますが、どうぞよろしくお願い致します。


スマホ表示にも対応したい!ガラケーからも利用しやすく!何よりMEGA本体をより良い物に!
こんな気持ちで、開発担当が日々戦っております。

皆さんの応援があれば、きっと開発担当の努力も報われると思います。

チヌかかり釣りMEGAの応援、どうぞよろしくお願い致します。

皆さんによい釣果がありますように





2012年7月16日月曜日

ラインのお話

そろそろ夏本番ですね~(>_<)

夏の筏で、氷で冷やした濡れタオルを使い、顔や首を拭くと
「うひゃ~気持ちいいーーーー」ってなりますよ
あっ!でも、あまり体を急激に冷やし過ぎると、帰りに怠さが倍になるので気を付けましょう!

今回は、ラインのお話しです。

えっ!「そんなこと、お前から聞かなくっても知ってる?」・・・そう言われたら、書くネタなくなっちゃうので、何とかそこは、我慢して読んで下さい<m(__)m>

筏、カセの専用ラインって凄く種類ありませんか?
上記の画像は、ほんの一部ですし。
(決して、私のオススメを選んで載せているわけではありません)

各メーカーさん、チヌかかり釣りの人口から考えって割が合うのでしょうか?
とっても不思議・・・まぁ、選択肢が少ないよりは良いかもしれません。

優柔不断な私にとっては・・・新しいも物が出るたびに「迷うんですけど~」(;一_一)

それは、取り敢えず置いておいて、ラインのお話しです。

私たち、チヌかかり釣り師の使うラインは、殆どがフロロカーボンになります
極まれに、ナイロン(ナイロン製の、筏専用ラインもあります)、PEなども使う人はいますが、全体の数パーセントだと思います。

何故フロロカーボンを使うかですが
根擦れに強い!伸びが殆どない!硬い!
この3点が、筏釣りに合うからです。
ロープなどの障害物が多い筏では、根擦れに強い方が良いですし
伸びがない事で、短竿でもアワセがしっかり入りやすく、フッキングし易いです。
硬いのは、アタリをダイレクトに伝えやすく、小さいアタリでも出してくれると考えられています。

後、吸水性が低いので、海水に浸けても性能が変わらない事も大きな理由です。

さて、そんなフロロカーボンですが、実際の強度はどうなんでしょう?
何と比べてっと言うと、もちろんナイロンラインです。

昔は、ラインって本当に弱かったと思います。
今のラインは強い、それも半端なく!
それは、ナイロンでも同じです。
そして、強いと言われるフロロカーボン、皆さんご存知かも知れませんが
ナイロンより太いことの方が多いってことなんです!

同じ1.5号でも、ナイロンの方が、実質直径は細いんです
「うそだ~」っと思われた方、釣具屋に出向いた時に、同じメーカーでナイロンの直径とフロロの直径調べてみて下さい。

※最近は、100%そうでもないみたいですが←いちよう、逃げ場つくっておこう(汗)
ですから、同じ1.5号同士でも、フロロの方が強いって思ってる方は、実際はナイロンの1.5号より、太目を使ってるんですよって事がお伝えしたいわけです。

これだけ書いてしまうと、誤解を招きそうなので
ナイロンはナイロンの強みがあります、伸び易いので、突然の衝撃に強いのがナイロンです。
劣化は早いですけど。

そして、フロロは先にも述べましたが、フロロの特性と強みがありますので、どちらも比較するには難しいのは確かです。

ただ、同じ号数ならナイロンの方が、若さ細いって事は本当です

日本のラインの基準は、ナイロンからできています。
フロロカーボンには、基準値が正式に設けられていないため、各ラインにバラつきがあるのも確かです。
云えば、メーカーによってラインの太さは異なります。
ですから、正直 「1.5号使っているけどオレ」って言っても、メーカーが違えば・・・なのです。
私は、あまり細かいところまで、ラインの号数を気にしなくなりました
それは、太くても、細くても、チヌは食います。
太い方が有利な時もあるのですから。

もしも、ラインの事をすご~く繊細に考えてられる方がいらっしゃれば、そこまで考える事はないと思います。
人に左右されず、自分の納得いく太さで勝負されるのが、ライン選びの最も大切なところだと思います。
細いラインで釣る事にステータスを感じるなら、細いラインを選べばいいです。

バラシより、釣り上げてなんぼって人は、太ラインを選べばいいです。

ラインは、自分の好みと信頼性で選びましょう!

それを念頭に置いて頂いて、次回は、ラインとチヌの関係で、書いてみたいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。

皆さんに、好い釣果がありますように!


2012年7月12日木曜日

雨釣行を爽快に

梅雨も終わりかけですね

いよいよ夏本番なのに、またも雨釣行を爽快にってお題です(汗)

本来なら暑さ対策のネタに触れるべきですが、今回は前回の流れからこちらのネタで書きます

雨といえば必要なのが合羽です←当然ですけど

合羽にも種類が色々あります
普通の腰までパンツと上着の合羽
タぺストリー式のズボンと上着(通称漁師合羽)
筏釣りは1日座っての釣りですから後者の漁師合羽が良いです

普通の合羽では、上着が短いと背中の腰から水が入りパンツまで濡れる事があります
少しでも服へ染み込むと直ぐに広がりをみせ、蒸れるなど気持ち悪い思いをしないといけませんし
濡れた体は、体力を容赦なく奪い取りますから釣りどころではありません

合羽の価額もピンキリですが、決して高い方が絶対良いとは言えません

高い物は軟らかく着心地が良い物から、硬く絶対水を通さないゴム見たいな素材の物があります

前者は新しい間は大変爽快に使えますが、膝、脇、お尻などの摩擦が多い部分が早めに水の浸出を許すため高額なわりに長持ちしません(2シーズンぐらいで買い替えでも構わないって人には良いと思います)

後者は耐久性が良く、浸水も穴が開いているなど無いかぎり大丈夫ですが、通気性が殆ど無いので蒸れることを覚悟しなくてはなりませんし、分厚く硬い物が多いので動くのが辛いかも知れません

最近は安い物も沢山あり、中にはかなり使える合羽があります
その様な合羽を1〜2シーズンで買い替えると意外に使えるんです


合羽選びの重要なポイントを書いておきます
1.股の部分に縫い目などが無いこと(接着タイプは明かりに透かすと薄かったり、貼りついていない場合があるのでチェックしましょう)
2.チヌかかり釣りは手を洗うことが多いですから、水が袖から入り易いです
また、合わせを入れたり手を上げることも多いので袖からの侵入を防げるタイプを選びましょう
袖がマジックテープで止められる、内側もマジックテープかゴムで水を防ぐ2重構造タイプが有れば最高です
3.ズボンは、胸又は背中のどちらかだけ被うタイプよりなるべく両方ある方が良いです
パラソルを使い上着を脱いでの釣りになると、横雨でお腹周りに雨が当たることがありますので両面から雨が防げれば煩わしい上着を着なくて済みます
この3つをカバー出来るお手ごろ合羽なら最適だと思います

かなり活躍してくれるのがパラソルです

第一精工さんのキングパラソルは優れ物ですが、雨の日には大きな物が向きますのでビーチパラソルがオススメです

ビーチパラソルの選びポイント
1.傘が大きい物
2.傘の角度調整が少しでも出来る物
この2つを参考に選んでもらえれば良いと思います

合羽とパラソルがあればかなり快適な釣りが出来ますが、ここで他人に迷惑にならない為にも持っておきたい物があります

ビニール製でよいので、荷縛り用ロープ
これでパラソルの反り返りや吹っ飛ばしを防ぎます
突風などが吹き付けパラソルを海ヘ飛ばすと、自分だけでなく他人にも迷惑をかけます
それに風が吹くたびヒヤヒヤしながら釣りに集中できないって事も、軽減されます
雨量が多い日でも、これだけでかなり快適な釣りになります
合羽の上着が脱げるだけでも凄く楽になります
私は急に強い雨が降ってもよいように、合羽の上着をパラソルの骨組みに掛け、いつでも着たり脱いだり出来るようにしています

最近は多くなったゲリラ豪雨や強風について触れようと思っていたんですが、長文になってしまったので今回はこの辺で失礼します

当たり前ですが、合羽とパラソルをちゃんと選べば快適に釣りが出来ますよ
イマイチ爽快性に欠けると思う人は、この辺りを見直されてはどうでしょう


皆さんの釣行が良いものになりますように



2012年7月9日月曜日

雨の日釣行

先日ツイッターでフォローして下さっている方が
「私も雨好きなんです」
と返して下さったので、雨ネタでブログを書こうと思います
しかし梅雨も終盤なのにこのネタどうなんだろう(汗

私は晴れの日釣行も気持ちが良いから好きですが、雨の日も好きなんです
とくに1日シトシト降るような雨 「好きですね〜」
雨の日って気持ちが本当に落ち着くっていうか集中できるんです

釣り人少ないですし、雨の音が周りの雑音を消し去り水の跳ねる音だけが聞こえるのがいいですね

雨ですから、少し暗い感じが反対に落ち着く要素の1つでもあります
私は昔からそうなんですが、雨の日って大型が釣れそうな何とも云えない感じがするんです←根拠な~んもないですよ(苦笑)

雰囲気的な要素か、私の気持ち的な要素かは分かりません

イメージ的に以下の様な雨の日が好きです
釣行前から雨だと分かっていて、出船前にはカッパを着なくても良いぐらいの小雨が降っている。
筏に上がりタックルとパラソルの準備が終わりカッパの上着だけを脱いで釣りをしていると、海面に雨の波紋が増えてきて、少し雨の音色が大きくなり、周り居る釣り人の気配や雑音が消えて行く

こんな時はエサ取りも煩いくらい居ることが少なく、動かない穂先が突然モゾモゾ動き出す気配がして来るんです
今日は絶好の釣り日和時は、日和りだけ良いってことが多く
今日は生憎の天気って時は、釣果は好調なことが多い
こんな風に感じるのは、私だけではないと思います

天候は、海の状況と密接な関係があるとも云われていますから、チヌは少し天候が崩れてる方が補食行動に出やすいのかも知れません
天候と海の関係について書くと、長文になりますので今回は止めておきます
雨が苦手な方は、雨の中でも快適に釣りが出来るように大型のパラソル漁師合羽などを持参され雨対策に万全をきたして行かれてみると、意外と好釣果に出会えるかも知れませんよ

一度良い思いをすると、雨が好きになるかも・・・
雨の日釣行を快適する←見たいな感じで、またブログ書いてみます

「梅雨前に書けよ」って思われそうですが(滝汗)


では、今回はこの辺で


皆様に好釣果がありますように(^O^)



2012年7月5日木曜日

アタリ幅:チヌの移動

前回からの続きになります
続けて読んで頂く方が分かり易いと思います
前回の「アタリの大きさ1:チヌの動きは1~10?」はこちら

経験がある方も多いと思いますが、エサを付けて海面にフカセか軽めの錘で投げ込んだ時にアジが引ったくる事があります
引ったくられた水深が浅ければ勿論穂先に現われる変化は早いですが、 10メートル以上の水深で穂先にアタリが出てから合わせると、前後左右の何れかにかなりラインが走っているって経験ないですか ?
アジでなくても、真鯛やボラなどでもいいです

この経験が無いと言われると伝え辛いのですが・・・ (;一_一)

これは中層だから起こる現象ではなく、底でも同じような事が言える筈なのです
穂先にアタリが出ればかなりの確立でチヌは底を移動してると考えてもいいと思います

私は、度々上記の状況を経験してそのような考えになっていきました

前回にも書きましたが、昔はチヌがエサを取る際は移動せずに啄(ついば)む様な食い方をして釣り人を困惑させているとイメージしていました
これは、チヌ=釣り人の好敵手(チヌは賢い)
こんな風にチヌ師として思いたかったんでしょうね(苦笑)
自分たちが釣っているチヌは賢いから、釣れば釣り師の株が上がるって感じでしょうか

こんな考えから、私の考えが本当に変わった出来事があります

内心疑問を持ち続けていたころに友人と愛媛へ遠征した時です
ポイントは水深20m弱、潮の流れは左右で完全フカセ〜4Bぐらいまでなら流せます
カセに友人と二人で乗り釣ってました

潮は左に座る友人から私の方へ軽く流れている感じです

友人との距離は1メートルぐらいでしょうか

友人は錘3Bを打ち、私は完全フカセです

この様な状況の中、1枚の年無しを分け合う形で仕留める事になったんです

私のダンゴが着底してから友人はダンゴを入れ
私は団子の抜けを確認してから1メートルぐらい這わせる感じでラインを出して、ラインが張ってきたところから流れに少し遅れ気味に着いて行 く感じで竿半分流した時に「コツン・・・クッ」っと2㎝ぐらい穂先が押さえられました
すかさず「ヨッシ」っと一声上げた瞬間、お隣も「ヨッシ」って声を上げていました

「おお!ダブルヒットか~ 流石宇和やね」などと言っていたら、何かがおかしいんです
お互い交互に「あっ!バレタ・・・いや、やっぱ付いてる・・・あれ~やっぱ外れたか??・・・ん!付いてるな」を言い合ってました

上げて見るとビックリ、私の鈎は上顎にあり友人の鈎はカンヌキ(口横)に刺さっているんです

えええええええ!同時に合わせたと思ったら同じチヌを2人で釣っていたんです

この後2人で何度も自分たちの釣り方や状況、合わせた瞬間の話をしました

いやいや決して1枚のチヌを奪い合った訳ではありませんよ

私は竿を目で追っていましたので友人の方は見えなかったのですが、友人は私の背中がしっかり見えていたんですよね

それによると、友人が乗ったと確認できた瞬間私が合わせたようです

友人は流しておらず、私は友人と反対方向に流れる潮に乗せていましたから絶対にお互いのエサが真近にあったとは考え辛いのです

この事を色々な形で考えていたのですが、やっぱり何度考えても2人のエサが近くにあったって結論にはなりませんでした
(色々な事を考えたって話を書いた方が良いのでしょうが、あまりにも長文になるので省略します)

本当のところどちらのエサを先に食ったかは分かりませんが、合わせは確実に友人が先でした
そして友人の話では、居食いの様なアタリだったと云います

少なくともチヌは1つのエサを咥えたまま移動してる事は確かなんですよね

この辺りから、私の考えはコロッと変わりました

アタリがどれだけ小さくっても、押さえ込む様なアタリが出たのであれば、チヌはエサを口にしてかなりの距離を泳いでいる

100%毎回そうではないかも知れませんが、かなりの確率でそうだと云えると思います

穂先が2㎝押さえ込んだらチヌは少なくとも、1m近く泳いでいても不思議ではないです
こう考えると、どんな小さなアタリでも勇気をもって合わせれるのではないでしょうか

アタリ1:チヌ1ではなく、アタリ1:チヌ5ぐらいの比率だと思い、アタリは迷わず手お出して行きましょう


何だかイマイチ纏まらない話になってしましましたが、1つの考え方として捉えて頂ければありがたいです


皆さんに好釣果がありますように願ってます