2012年1月31日火曜日

今年はどうなる乗っ込み

ツイッターでも呟いたのですが、近年乗っ込みがハッキリしません
異様に早いと思っていると、何時までもダラダラとハラミチヌが釣れてきます

やっぱり温暖化のせいなのか~?

基本チヌは15~16℃の水温があれば産卵可能と云われていますから・・・
確かに最近水温高いですからね
冬でも小型が釣れますし

チヌの産卵は、真鯛の真逆で深夜に行われるって知ってました
水温が15℃以上に上昇し、安定した新月の夜に行われるらしいのですが
私自身は学者じゃないので欲は分かりませんwww これだけ言っておいて、分からないと言い訳www
真鯛は昼間なんですよね、それに小さい時はメスが多く大型になるとオスが多くなる
本当に真逆ですよね・・・なんででしょうね?

あっ、話がそれて来たので戻します

三重県で乗っ込みがハッキリしていた湾は、的矢湾です
昔は、3月にもなればキッチリ大型が釣れ始めた湾ですね
和歌山では、印南西ノ地です
3月中旬になったら釣れ始めます
印南周辺(切目崎・西ノ地)は、乗っ込みの通り道にあたると思われ、6月が終わる頃にはパッタリ釣れなくなります
これが最近は、1月に釣れだすんです。勿論その年々で違いはありますが
こんな事昔は本当に無かったですね~

これって、チヌにとって本当に良いのでしょうか?
やはり人間と違って自然に対する対応能力は凄くあるのでしょうかね
釣り人としては、そうであって欲しいです

しかしこうも、乗っ込みが読み難いと予想が・・・
チヌの行動を読んで釣行するのも釣り師として必要なんですが
この読みにも釣り人としての実力が出るんでしょうね

上記で述べた西ノ地は、カセ(伝馬船)を親船に牽引してポイントに入ります
水深は17m前後と比較的釣り易いのですが、潮もソコソコ速いですし、波があるのでアタリが取りづらいです
総合的には難度が高いのではないかと思いますが、タックルさえ確り場所に合った物を準備すればそれほど難しくはありません
その直ぐ側にある切目崎は、西ノ地と感じ的にはよく似てる場所なのですが
水深20m以上と深く、潮もかなり速いところです
アンカーも西ノ地は、2丁アンカーで固定するのに対し、切目崎は1丁アンカーのためポイントがかなり動いてしまいます
1丁アンカーは、荒れ天には強いのですが、風が吹かない時や潮が緩んだ時などは大きくポイントが変わって行きますから、それを頭に入れ釣りを組み立てて行くことが良いと思います
でも、正直どちらもかなり欲釣れる場所ですので、難しく考えなくても釣れますwww

大型の数釣りで、乗っ込みには注目の場所です
印南西ノ地高井丸など
印南切目崎庄門丸

2012年1月28日土曜日

チヌかかり釣りを愛してるんです

景気が少し上向いて来ましたなどとニュースで耳にしますが、「おお~給料も増えたし、何だか良い感じ」なんて感じた人ってどれぐらいいらっしゃるのでしょう???
少なくとも私はそんな風に感じた事は一度も無いわけで・・・一部の大企業だけが売り上げが上昇頃合いになっただけじゃないのかと何時も思います

もう十数年も続く不景気に物価の値上げ、これで年金の心配まで付いて来れば財布の紐が固くなるのも仕方ないでしょうね
こんなご時世に遊びにお金を費やすのは・・・

仕方ない事かも知れません

釣行回数も月2回が1回になり、2か月に1回になる
そこにきて、ガソリン代の高騰ですよ
確かに一時は高速代が無料になったり、週末上限1,000円とお得に大変助かりましたが、もう終わってしまいました(:_;)
まぁ、何時までも続くわけもないので仕方ないと言えばそれまでですが
釣り人はそんな家計圧迫の中、エサ代を減らし頑張って釣行をしてます
必然的に回数が減るのは、仕方ない事なのかも知れません
釣り人の釣行が減るって事は、渡船店やエサ屋などの経営に直結するのは勿論で、当然沢山の渡船店が廃業されています
これは、釣り人にとって本当に寂しい事です
通いなれた渡船店、人情深い渡船店、よいポイントを持っているところ
釣り人にとっては、渡船店やエサ屋などはタダのお店では無いんですよね
近所にコンビニが建ったけど、何時の間にか無くなってたなって感覚ではありません
チョットした故郷、疲れた時に帰れる場所が無くなった様な感じになります

確かに釣りは安い遊びではないかも知れませんが、一人の釣行回数が減るなら釣り人口を増やして行く事が釣りに関係する人たちを助ける事になり、それがその内私たち釣り人に返って来ると思うんです
釣行の際に友達を誘うとか、チヌ釣りの楽しさをもっと広めて行く事が大切では無いかと思うんです
私が、チヌかかり釣りMEGAってサイトを始めたのも、そんな気持ちからなんです
沢山のチヌ師が、よりリアルタイムな情報を目に出来る事でチヌかかり釣りをモット楽しめるようになれれば釣り人口増加に繋がるんじゃないか
ぞれが自分を含めたイカダ師たちが、何時までもこの釣りが出来る環境であることでは無いかと思うんです

安全で、釣りが初めてでも充分楽しめて、尚且つ追求出来る釣りじゃないですか
最近では、渡船店さまの配慮で設備も整い、女性でも楽しめる釣りに成りつつあります
こんな素晴らしいくって楽しい釣り、私は何時までも続けたいです
イカダ釣りを愛する皆さん、渡船店さん、エサ屋さん、メーカーさん、皆さんで何時までもこの釣りがあり続けて行けるよう頑張りましょう
熱の入った文になってしまった(汗
いや~、でもチヌかかり釣り、私凄く愛してるんです

2012年1月26日木曜日

冬の必需品

冬場は、寒いもので当たり前なんですが、たま~に「そんな軽装備で防寒対策大丈夫?」って心配になる人がいます
「今日は晴れてるから」とか「気温高いから」とか、そんな事は自然に通用しません
晴れでも朝は、放射冷却で冷え込みますし
冬場の天候は直ぐに変わります
天気予報は、当てにしない方が賢明だと思います

熱い位の装備で行くのが冬場は、良い釣りをするのに必要なことです
だって暑ければ脱げば済む事ですが、寒ければ着る物がなければどうしようもありません

冬場の天候で一番辛く寒いのはどんな天候でしょう?
私は、雨が一番寒くて辛いです
雪の時は意外と寒くないんですよね
見てる方は、雪の中で釣りをしてる人は辛そうに見えるでしょうが
雨は体が濡れて風が吹き付け、容赦なく体温を奪っていきます
そんな中、トイレでもしようものなら冷たい空気が服の中に入り、36度位に温まった湯たんぽを捨てるわけですから、一気に冷え込みます。冷え込んだ体は、冬の海上では中々温まりません
こんな冬に欠かせないアイテムを皆さんはきっと持っておられるでしょう
で、私のベストアイテムランキング
1.練炭*これは絶対あると最高ですよね、だって唯一の火ですからw
右側は、セラミック製「最近流行ってますね、このタイプ」

2.手鍋*練炭が無ければ意味がない物ですけどね。海水を温め手を洗う、これが最高です。直火より安全に、より、かじかんだ手を温められます

3.手袋*釣りのグローブは、かかり釣りに不向きですよね、ですのでママさんが水作業で使う中厚手袋。少しきつめがお勧めです。針も結べますし、ダンゴも握れます。手術用の様な手袋は、直ぐに破れて役立たずです

4.冷凍うどん*美味しい、内面から温まる、おにぎり有れば雑炊もOKの三拍子www

5.ホッカイロ*何故ホッカイロが5番なのか。ホッカイロは、激寒波になると帰りの車までは役立たずです。帰りの車内で「なんか熱いなポケット?、お!今頃活動かよ~」って経験ないですか?


この5点が私の最高アイテムです
今回、着る物については触れていませんが、着る物にも最高コンビネーションはあります
でも、空気が潰れる程の着過ぎは、逆効果なので上手く着こなすのが大切です

備え有れば憂いなしって事で、激寒波に負けず快適な釣行で年無しチヌに挑みましょう

2012年1月20日金曜日

大切だよ~テンション

2日間雨だ~
テンション上げ↑上げ↑ってそのテンションの話ではありませんよww

チヌ釣りで一番難しいとも言えるのがテンションです
穂先やラインテンションは、本当にいつまで経っても難しいものです
あっ、穂先のテンションとラインテンションは同じようで同じではありません、ラインをフケさせても馴染でくれば穂先は自然とモタレてきますし、何m這わせてもそれは同じことです
穂先のテンションは手持ちでいかにコントロールするかです
チヌ釣りでは、張らず緩めずが理想とされてますがそんな事は絶対ありません
状況に応じて張った方が良い時、緩めた方が良い時が存在しますし、穂先の調子や感度によっても変わってきます
もちろん穂先の感度が潮流や波風などで死んでしまう様な場合は、テンションコントロールだけでは対応できないので穂先を替える方がよいですが、状況がハードでない釣り場などでアタリが無いまま餌を取られたりする時にはテンションのかけ方を変えていく事が大切だと思います

確かにハゲやフグなどはアタリが出難い魚種です、だからよく「アタリないまま餌取られた。ハゲだな」と言われてる方たちを見ます、エサが蜂の巣状態になっているのであればそれも間違いではないと思いますが、半分に取られてたり、全く無くなっていたりする時は「チヌかも知れない」と疑い、出なかったアタリをどう出していくかが必要です
例えそれがハゲやフグなどでも同じことで、ハゲやフグなどのアタリが出せると言う事は間違いなくチヌアタリは出ます
それにアタリを出せると状況判断も出来易くなります
チヌの前アタリが出た時も、送るかor待つか、これも大切になる訳です
ラインの号数でもラインコントロールは変わってきます
チヌ師にとってテンションをコントロールさす事は、最も気を使う部分でしょう

あくまで私の自論ですが(汗
でもある程度の経験を持たれてる方なら同感してもらえると思います

2012年1月14日土曜日

スランプ打破

週末ですね~
皆さん釣行されてますか?
寒いけど行かなきゃ釣れる物も釣れませんよ

釣りも長く続けているとスランプなるものがあります
私は、去年それっぽかったのですがwww
まぁ、原因は自分でも分かっているので、それを解決すれば大丈夫と思うのですが・・・
今回は、自分で原因が分からない
何故いきなり釣れなくなった?、やっている事は変わらないはずなのに「俺・・・スランプ」て人を対象に書いてみたいと思っています

何をやっても釣果が戻らない方、もしかするとスランプから戻れるかもしれません

釣行しても釣れないので、釣行回数が増えてませんか?
「これで良いと思います」
ドンドン行かないと
釣れないからと、行かなくなると当たり前ですが釣れません「釣りは行かないと釣れないのですから」
確かに、意地になって行き続けるよりも少し間を空けて行くのも良いかも知れませんが、これで釣れるようになる方は初期状態のスランプだと思います
何をしてもダメなような気がする時には、釣りの環境を変えて行くと良いですよ
いつも人と一緒に釣行してるなら一人で行ってみる、また反対に一人釣行が多いなら人と同行する
自分がいつも場所を決めているな、渡船選びは友達にまかす
こういった、いつもと反対の事を行うことが精神面から釣果に繋がることが多いと思われます
「あくまで、私の経験上ですが」
あと言えるとすると、初心に帰る事が一番ではないでしょうか
当たり前の事かも知れませんが、これが本当に難しい
アタリがあっても臆病風に吹かれてしまい、ついつい待ち過ぎてしまう
餌取りのアタリはスルーだなとか
前アタリを待って本アタリで確り食うまで待ち過ぎる
気持ちは欲分かるのですが、どおせ今日ボウズでもスランプだし前釣行もボウズだったじゃないですか、なら今回もボウズ覚悟で開き直り「出るアタリは選ばずバンバン即合わせ」
これって初心者の方で、まだチヌに巡り会えていない人にも有効ですよ
そして最後は勿論「絶対釣れるだろう場所を選択する」
チンタは御免だとか、俺はここで釣りたいとか、そういったプライドをスランプ中は捨ててしまう
どんなに簡単でも良いから、チヌが釣れ易い場所(チンタでも沢山釣れている場所)を選択するって事が最も大事です
今年一年の出だしです。去年スランプだった方が引きずられる事なく、早くスランプを脱出され
いつもの様にガンガン釣られる事を願っています

あ~これって私の自論ですので、これで釣れなかったとか、スランプ脱出出来なかったとか、クレームは受けれませんwwww<m(__)m>ゴメンナサイ
スランプの方頑張ってください・・・って私もか(激汗)

2012年1月12日木曜日

2種類の天才

今日は寒い((+_+))
全国的に寒いのか!こちらでも雪が積もっています。こんな寒い時はチヌもコタツに潜り込んで口を使わないような気もしますが、釣る人は釣るんですよね~
どんな世界でも天才肌の人っているもんですが天才にも2種類あると思います
それは、感覚派と理論派です
感覚派とは、感覚的に物事を熟して行ける人です
この前TV番組で、なでしこJapanの澤選手がこんな事を言っておられました
「この辺りにボールが飛んで来るかなってところに感覚的に立つんですよ」
「どちらかと言うと、感覚でサッカーしてます」
澤選手は、感覚派の選手なんだろうなって私は感じました
メジャーリーガーのイチロー選手や、巨人の長嶋茂雄さんもそうじゃないかと思うのですが
実際に存じ上げませんので印象で判断www
まぁ、実際に知っていたらこのブログでバンバン出して自慢するでしょうし(笑)
長嶋茂雄さんは、正しくそうだと思うのですが
よくモノマネをされる方や、ご本人の面白映像なんかで長嶋監督が選手に指導をされている姿があります
「ここにね~、ボールが来たらドーン バーンって打てば良いんだよ~」などの何とも意味が分からない表現をされますが、長嶋さん自身は本当にその感覚で選手時代を熟してこられたんでしょう

それと対照的なのは、自分の経験からデーターを基に状況対応する理論派な天才
対照的に比べ易いところで考えると、ヤクルト、阪神、楽天などの監督をされた野村元監督
きっと野村さんは、データー野球と云われるくらいでしょうから、選手にも非常に分かり易い納得のいきそうな説明で指導されるのではないかと思います

釣りでもやはりそうでしょう
その日の状況を感覚的に捉え、頭で考えるのではなく「今日は、こんな風に攻めた方が釣れそうな気がしたから」と釣りをしてしまう人
何故そうしたのか?っと尋ねても意味の分からない言葉が返ってくる人
こんな方は、感覚派の釣り人でしょう
同じ状況でも、「今日は餌取りも少なく、全体的に活性が悪く感じたから。こんな時は、打ち返しを遅くして誘いをかけない方が釣果に繋がるんだよ」っと説明できる人は、理論派な釣り人です

私の釣り仲間にも両方います
数時間も直下を攻めていたのに突然チョイ投げで前方に投げたかと思うと、その一投が見事チヌを射止め、もう一度投げるだろうと見ていると、もう投げない
「なぜ一回だけ投げたの?なぜあのタイミング?」と聞いたら
「いや、何となく前方が釣れるかなって思ったから」
「じゃ、実際釣れたのに続けなかったのは?」
「いや、何となくもう釣れないかと思って」
見てる側にはチンプンカンプンで御座いますよ ほんまw

理論派な釣り仲間は
「この釣り場は、こういった潮の流れや時期的には足元で口を使うより少し離れた場所でエサを拾うことが多いから。それに、直下がこれだけのエサ取りが居てチヌの気配がないなら前方も狙わないと」
非常に分かり易い説明をしてくれます

さて、どちらが凄いとかって話ではなく、自分はどっち側の釣り人なんだろうと考えてみたんですが
ん~タブンですよ
私は、理論派になりたい感覚派だ思います
釣行から帰ると理論的に今日を分析したり反省するのですが、実際釣りの最中は感覚で釣りをしている事が多いです
データーを取り、それを基にチヌを仕留められれば今までの裏付けから凄く自信と納得感が得られる気はするのですが
だからこそ、理論的な釣りを心掛けてはいるものの、実際は感覚で釣りをしてる事が多いです
皆さんは、自分をどちらの釣り人と思いますか?

理論的に考えても結局釣行では、感覚的に釣りを組み立てるんだろうな~ 私はwwwwww

両方兼ね備えた人っていないのでしょうかね~

2012年1月7日土曜日

新年明けましておめでとう御座います

 
 いよいよ2012年がスタートしましたね。去年は日本も大災害に見舞われましたが、今年はどんな年になるのでしょう。 
 今日は7日ですが皆さんは七草粥を食べましたでしょうか?
正月に美味しい物を食べ過ぎた胃を休めるためにと食す物ですが「無病息災を祈るとも言います」
しかし七草粥を食べると、もう1週間も年を明けてから経ったのかと思うのは私だけでしょうか

 初釣りは、皆さん行かれたのでしょうか?私はまだ行けてないのですが近年初釣りは牡蠣をやることが多くなってまいりました。以前は絶対にダンゴでスタートしたのですが、手がかじかむのが辛く年と共におおちゃくな釣りでのスタートです。今年もそうなりそうですが(汗
元々はダンゴ釣りの方が好きなんです、色々なエサを使い分けチヌに口を使わす醍醐味はやはり楽しいのですが、牡蠣釣りは寒さも半減できるので楽なんですwwそれに良型も釣れ易いですしw

皆さんご存知ですか?以外に牡蠣釣りって地方で違うんですよね
広島は、かぶせ釣りと云い、昔から楽しまれてる釣りで有名ですが舞鶴や福井、三重なんかでも昔からされてはいたんですよ。近年皆さんやられていますが、数年前まではそれ程牡蠣だけで狙われていた人は少なかっただけだと思います。どちらかと言えばダンゴの釣りに牡蠣釣りを混ぜてされていた感じが多いのではないでしょうか
福井なんかでは昔から仏谷などで冷凍の牡蠣を1袋買い、重めの錘でブッコミスタイルでした、撒き餌も殆ど打たないのが主流でしたし。舞鶴なんかでは、撒き餌はするものの少しづつ撒くの普通ですし、それに半貝か剥き身が多いです。三重はどちらかと言うと大量に撒き餌をしますね、牡蠣ナタを使い4/1だけ割って使いますし、広島なんかもそうですが・・・
どこでも言える事は、撒き餌はやはり牡蠣を採取する時に取れるゴミを使うという事でしょうか
そんな牡蠣釣りもこれから盛期に突入です、3月末までは狙えるんじゃないでしょうか
牡蠣釣りを楽しんだ後は、帰って牡蠣を食す。この時期だけの楽しみで御座います
皆さん、今年もよい釣りを

あ~早く初釣り行きたい