2013年1月28日月曜日

油抜き!

少し前の話です。

友人から電話が掛かって来ました。

友「昨日知人から竹を貰ったんだけど。え~っと何竹って言てたかな?。よく杖に使われる竹だけど」

私「杖・・・どんな形の竹なの?」

友「ほら、水戸黄門が杖に使ってるやつ」

私「ん~っと・・・どんなんだっけな?。。。あっ!亀甲竹か。で、それがどうしたの」

友「それを玉の柄にしようと思うんだけど、使える」

私「太過ぎなければ使えるけど。それって掘りたてなの?」

友「掘りたてホヤホヤの根付きで貰った」

私「うわ~邪魔くさいよ処理が(笑) でも一から作るのも面白いからやって見る?」

こんな内容の電話でした。

現在は竹を採ってきて使う事が全くなくなりましたが。

だって凄く邪魔くさいんですよ、竿のグリップや玉の柄になるまでの処理が(汗)

買った方が楽でいいのですが、採るところから始めるのも一から作った感があって凄く楽しいのも確かなんですけどね。

今はすっかり竹の人気は落ちてカーボン柄の物が好まれていますが、和風も味があって良い物です。

もしも竹を貰ったり採ってきたりすれば、グリップや柄にするのも良いと思いますので、生竹の処理を書いておこうと思います。

竹を採集する時期は、12月末から2月末が一番良い時期です。

竹の水分が一番少なく加工段階で割れることがありません。

青が濃い若だけは、処理を確り行う事が大切です。

行程
1.10日~2週間ほど天日干しをしましょう。
 ※日が当らない部分がないように、1日置きぐらいで竹の向いを変えましょう。
2.油抜きを行います。
色々な方法がありますが、2種類書いておきますので自分が出来そうな方で行ってください。
①弱火で竹を炙りながら布で拭いてやります。
②木を燃やした墨を細かくしてから水で溶き、泥のようにしてから竹に塗りつけ、手袋をしてから布を使い磨きます。
どちらも竹に光沢が出て来ます。
3.陰干しを2ヶ月ほどすれば完成です。

もしも竹を真っ直ぐにしたければ、竹を真っ直ぐにする道具「矯め木」と言う物を使います。

私が使っていた物は、練炭の尻に穴をあけた物をガスコンロに被せ、それで竹を炙りながら矯め木で矯正していました。

1本だけでここまでするのは大変でしょうが、沢山するのであればそれ程大変なことではありません。

一度トライしたい方は、是非チャレンジしても良いかもしれません。

話のネタにはなると思います。

皆さんに好い釣果がありますように!

2013年1月25日金曜日

タックルBOXに眠るオモリ


 
昔はオモリ使うのがあたりまえ。

そして最近は、オモリを使わない完全フカセの釣りが主流化しています。

どちらがよいんでしょう。

私はどちらかと言えばフカセ派なんですけど、フカセが最強とは思っていません。

その日その状況によって、フカセが良い時とオモリを付ける方が良い時がありますし、状況に応じて臨機応変に対応するのが一番だと思っています。

皆さんはオモリを何号までタックルBOXに入れていますか?

その中には一度も使ったことのない物はありませんか?

私のタックルBOXには、ジンタン1・B~6B・ゴム張り0.5、0.8、1、1.5、2、2.5、3号・中通し1~3号が入っています。

この中で一度も使っていないオモリはありません。

確かにゴム張りの1.5~3号・中通し1~3号は、殆ど出番がないのは云うまでもないですが(汗)

なぜこんな話をブログに書いたのかと言いますと、私と同じぐらいのオモリを持参している知り合いがいますが、彼は殆ど使ったことがないのだそうです。

フカセ最強派の彼だったらそうなるのも分かるんですけどね。

確かに重いオモリを使うのは抵抗があるのかも知れませんが、常にフカセが通用する訳ではありませんし、重いオモリが活躍してくれる時も必ずあります。

それは潮が速い時だけではなく、潮が流れない時にでも効果的な使い方やアタリがない時に有効なこともあるんです。

大オモリを警戒して使われない方がいらっしゃるようでしたら、半ば諦めかけた日に1度使ってみてはどうでしょう。

オモリを使わない釣りがカッコいいわけでも、とくによく釣れるわけでもありません。

フカセもできて、大オモリも使いこなせる釣り人の方が絶対有利なことは確かです。

せっかくタックルBOXに眠っているんですから、使ってあげましょう。

きっと釣りのバリエーションが増えると思います。

皆さんに好い釣果がありますように!




2013年1月21日月曜日

寒い時季は寒い日

ズラリと並ぶ広島のカキ筏。

チヌだけに食わすのは勿体ないけれど、食わなさ過ぎるのは釣り師として寂しすぎます(笑)

先週は冷え込みが増し、雪もチラホラ舞い降りました。

釣りをやっていると思いますが、冬ってやっぱり寒い日の方がよく釣れます←私の主観ですけどね。

雪が降ると落ち着きがなくなるんですよね、わたし(苦笑)

雪と共にチヌがやって来る気がしてなりません。

その根拠はって聞かれると困るんですが、幾つかあります。

雪の降る中の釣行では坊主が少なく、結構いい釣りもできていることが1つです。

確かに釣り人も少ないので競争率も低いのが要因の一つでもありますが、水温の関係もあると思います。

寒い日や雪の日は、水温の方が外気温より高くなります。

外気温が低いと水面の水温は低くなりますが、海底の水温は安定しておりチヌが底で動きやすいのじゃないかと思います。

反対に暖かい日は、海面水温が上がり魚たちが浮遊しやすく、チヌどころかエサ取りさえ少ない日が多いです。

こんな経験を何度したかわかりません。

寒いのは釣り人にとって厳しいのは確かですが、寒さを我慢すれば最高の釣りに出会えるかも知れない。

そんな風に思ってしまうんですよ、わたし。

もう直ぐ冬も中盤を迎えますが、まだまだ冷え込む日が多いはずですから、冷え込んだ日には竿片手に海へ向かいたいと思います。

寒いのは嫌い でも チヌ釣り大好きって人は、寒さに負けず釣行してみてはどうでしょうか。

いい釣果が待っていると思いますよ!


皆さんに好い釣果がありまあうように!!

2013年1月18日金曜日

2013年牡蠣チヌの頃合い

すっかり冬の名物となりつつある牡蠣釣りですが、今季のカキちぬはどうなのでしょうか・・・。

皆さん釣行されていますか?
そしてカキちぬ狙われたいるのでしょうか。

去年の夏が高水温だったために、カキの生りが全国的に悪いようです。

舞鶴ではカキが夏ごろから口を開き落ちたようで、現在残っている物でもかなり小さいようです。

カキ業者の方は大変な年になったと思います。

私の情報ではチヌも悪いようで、カキ釣りでの釣果が振るっていないようですね。

三重県や舞鶴のカキちぬが悪いのは、カキの成長と関係があるのか、はたまたカキが少ないせいなのか・・・是非チヌに聞けるものなら聞いてみたいですね。

釣師の願望だけで言うなら、遅れているだけと思いたいですけどね(汗

釣りは自然相手ですから、良い年もあれば悪い年もあります。

悪いなら悪いなりに何とか楽しむのが本当の釣師なのかも知れませんけど、悪い年は場所探しや釣り方に悩みますよね。

今年のような悪い年でも何とかカキで釣果を上げたいなら、自然と同じように攻めるのが良いと私は思います。

カキの生りが小さいなら刺し餌は小さい物をチョイスし、撒き餌の量も少ないでしょうから少量だけ撒く。

一日の撒き餌は、オケに半分ぐらいで良いのではないでしょうか。

上手くやれば良い年より、枚数は取れないでしょうが3枚程度なら期待は充分できると思います。

たった3ヶ月くらいしか楽しめない釣り方ですので、数回ぐらいはカキちぬを堪能しておきたいですね。

まだまだこれからがカキちぬシーズンです。

ガンガン釣行して大チヌを仕留めに行きましょう。

皆さんに好い釣果がありますように!



2013年1月16日水曜日

元気ないぞボケども!

昨日の12時ごろよりgooメールが機能を全面停止しており、23時をまわっても復旧しません。

webメールを使っていると便利なのですが、こういった状態になると非常に不便を感じます。

やっぱりGoogleかyahooメールを主に使う方がいいかな。

使い慣れてしまうと他に移行するのがついつい邪魔くさく感じますよね。


さて今回は、画像の通りボケのお話しです。

最近のエサ屋で見かけるボケは、元気がない!小さい!!

どう言うこっちゃ(+o+)

一昔前は、元気なボケやアケミ貝を探すのにエサ屋をハシゴしたんですが、最近は何処も同じものだろうとハシゴもしなくなりました。

それに大きさですが、大ボケが中ボケ・・・いや小ボケじゃないかってこともよくあります。

桶にボケを入れると桶の端をグルグル泳ぎ回り、鈎に付ける時には親指にまとわり着くように腹筋してくるようなボケ、やっぱりチヌも好むのか食いが良いんですよね。

高い金額で買って、直ぐに色が変わり泳がなくなるボケなら、ボケの効果が半減になりますよね。

アケミ貝もそうです。

桶に入れると白い下をデロ~っと出し、鈎に刺すとキュッと閉め付ける感じの元気なアケミ、食い良いんですよね~。

最近は丸貝で釣れているって情報が入っても、実際には小粒の丸貝が多いんです。

元気のいい丸貝なら、日本産の黒々した大きな丸貝でもチヌはガンガンアタックしてきます。

あのアタリ癖になるんです。

小粒の丸貝には出ないアタリですね。

そんな元気な活き餌が、減っているような気がするのは、私だけでしょうか?

アケミやボケが居なくなって来ているのでしょうか?

それとも掘り子が少なくなったのでしょうか?

どちらにしろ、これからドンドン生エサや活餌が少なくなっていく気がします。

そのうち加工餌が主力選手になり、バイオボケや人工アケミなどが出てくるのかも知れませんね。

本当の生エサよりも食いがよく、安いならそれでも良いですが・・・チヌはそこまでバカではないと、長年釣りしてきた私は思います。

使い慣れたものが使えないと言うのは、やっぱり不便を感じます。

時代は変わり、それに伴い釣りも変わって行くのかも知れませんが、変わって欲しくない物もありますよね。


皆さんに好い釣果がありますように!

2013年1月10日木曜日

寂しい・・・

毎年のことながら、1月1週目を過ぎると正月気分もすっかり抜け平常通りの流れになっていきます。

皆さんはどうでしょうか?
そんなもの早くから抜けているって方
まだまだ抜け切れていない方
色々でしょか・・・

そんな年明け気分も抜けた中、去年を振り返るのはおかしいのでしょうが、寂しい出来事があったせいでついつい振り返ってしまいます。

年明け早々暗い話は避けたいのですが、口にして少しでも気分を変えようと思いブログに書きます。

2012年12月に友人から電話が掛かって来ました。

友人「えらい事になりましたよ」
管理人「え! どうしたの」
友人「高橋が店やめたんですって」
管理人「高橋・・・ ???」
高橋君なんて知り合いおったかな・・・???
友人「高橋つり具ですよ」
管理人「ええええええええ!!!!!!!!!! うそや~それほんまの話?」
友人「間違いなくホンマみたい」
管理人「いつ閉められたの?」
友人「2日前らしい」

そこから2時間以上話が続きました。

舞鶴釣行される方は、もちろん知っておられるエサ屋さんだと思います。

祖父や親父が利用していて、私も小さなころから通っていたエサ屋さんで、舞鶴釣行では必ず寄っていた店です。

それが何の話も聞かないままに、いきなり閉店とは。
まさに私の2012年のトップニュースになりました。

息子さんも跡を継がれていたし、黒鯛釣具が東舞鶴に移転して、ますます一人勝ちのように思えていたんですが、実際は苦しい経営だったのでしょうか?

本当に好いエサ屋さんで、エサの無理を言っても嫌な顔一つせずに、オキアミをカットしたり、アケミを100円単位で売ってくれたりしていました。

ボケが入手困難な時は、周りのエサ屋がダンゴや他のエサと抱き合わせで売っている時でも、ボケだけで売ってくれたりもしていました。

釣り人にとって本当に良いエサ屋さんだったのに・・・。

確かに数十年前と比べたら、断然客足は少なくなったと思います。

実際舞鶴で釣りをするにも、渡船屋は軒並みなくなってきています。
高年齢化で跡継ぎもない渡船店がおおかたです。
道沿いでは、釣りの出来る所も少なくなり、磯の渡船も殆ど無い状態です。

肝心な釣り場がなければ、エサ屋も続けることすら困難でしょう。

不景気の流れを煽り、釣行回数を減らしたり、エサの購入額を減らす釣り人も多いのが現状です。

釣り業界が本当に廃れて行くのかなっと凄く寂しい思いです。

こんなことなら三重や和歌山などの釣行を多少減らしても、舞鶴釣行を増やしておけばよかったなと思います。
しかし私一人が数回増やしたところで、なんの解決にもならなかったとは思いますが。

最近の釣りと言えばルアーが主力になり、エサ釣りは本当に少なくなってきているのでしょうか?

産まれてこれまでエサ釣り大好きで来た私は、エサ釣りがすたれて行くことだけは避けたいです。

確かにルアー釣りは手軽で始められ、臭くならないし、ハマれば奥も深いのでしょうが、エサ釣りも面白い釣りと云う事では全然負けていないと思います。

これからの子供たちは、やはり釣りといえばルアーになるのでしょうか。

エサ釣り師の皆さん、エサ釣りも負けじと頑張って、エサ釣りの面白さを後輩たちに伝えて行きましょう。

高橋つり具店さん、数十年と言う長い間お疲れ様でした。
もし再度開店される事があるなら、またお世話になります。
私は再開して欲しいと心から願う釣りエサ店です。

今年ぐらい釣りブーム来ないかな!

皆さんによい釣果とよい釣行がありますように!!



  
    

2013年1月7日月曜日

2013年です

新年あけましておめでとうございます<m(__)m>

今日から初出勤って方が多いと思います。
正月にご馳走の食べ過ぎで、太ったりされていませんでしょうか?
お餅やお節と、正月は美味しい物が多いですから、ついつい寝正月&食べ過ぎで、体重計がよからぬ数字をたたき出してしまうこともあると思います。
私も太ったのは言うまでもございませんが(笑)


既に初釣りへ行かれた方もいらっしゃることでしょう。

私も早く初釣行したいのですが、年明けは何かと忙しく、もう少し先になりそうです。

今年はチヌかかり釣りMEGAを益々充実させたいと思っております。


チヌかかり釣り師の皆様
どうぞ今年もチヌかかり釣りMEGAを宜しくお願い致します。 

各渡船店様も、益々の繁栄をお祈り申し上げます

全ての釣り関係の皆様に、2013年は良い年でありますように