2012年9月28日金曜日

チヌ師の先生は

前回の続きになります。

ブログ内で何度か書いてますが、釣りの技術は雑誌やビデオ(今はDVDでしょうね)などから学ぶのは困難です。

少なくとも私はそう思っています。

人の話などから学ぶのも難しいと思います。

一番いいのは、自分より釣果を出している方と同行されるのがオススメです。

同じ場所で竿を出すだけで、とくに何かを聞かなくても学ぶことが出来るはずです。

釣りを学ぶ方法は、上記に書きましたように
①情報誌②ビデオ(DVD)③釣り仲間との話④認めれる釣り人と同行
4つがありますが、本当の先生となるものは、この4つではありません。

もちろん「俺には、そんなもの必要ないぜ!」って人は、それでいいと思います。

では何から学べばいいのでしょうか!

チヌ釣りは、チヌから学ぶものだと私は思っています。

釣り人の中に知識人は沢山いますが、「知識=技術」と行かないのが釣りです。

決して知識が多いことがダメなのではなく、ないより知識豊富の方がいいのですが、知識だけでは技術向上にならないです。

皆さんの中にも、こんな経験ある方多いと思います
A氏「〇〇渡船で、〇〇な釣り方したらメチャメチャ爆釣したよ」
B氏「ホント!オレ来週行ってくるよ」

何だか凄い情報や釣り方を聞いた気になり、ワクワクドキドキして釣行したのに、思惑通りにはならなかった。

これは知識だけを得たことになり、自分が釣行した日の状況には合わないのに、その釣り方に拘り続けてしまった結末です。

そして
「ダメじゃんこの釣り方」
と、なってしまい、その釣り方の知識は得たものの、自分の物(技術)にはならないケースです。

知識なら①~④までのことで学べますが、そこから自分の技術にするにはチヌを釣るのが一番です。

釣りの引き出しをたくさん持っていても、それをどうやって使えばよいか分からない物だけなら、それは持っているだけです。

釣れない日に、その引き出しをドンドン出しって行ったとしても、釣果につながることは少ないです。

だからこそ、よく釣れている日に、今まで釣ったことのない引き出しを開けることが必要です。

その中の1つでも釣果につながれば、それは自分の技術に変わります。

頭で分かっている事と、体で解っていることは全然違います。

a.①~④で知識を得て→b.釣れる状況下で実践し→c.チヌを釣って→d.自分の技術になります。

だからチヌ師の先生は、チヌです。

上手な方と同行するのが早道というのも、同じ日に近い場所で竿を並べることで、その方が釣った釣り方を真似るだけで、高確率に釣果につながり、知らず知らずに自分の釣り技術になっています。

これが話を聞くだけなら、それは知識を得ただけで、aにと止まり、自分の技術になるまでには遠回りになるか、頭の隅の方で知識としてだけ残るかです。

将来の自分のために、爆釣できそうな日にはリスクを怖がらず、色々試すことを私はオススメします。

その日は、周りと比べれば釣果が少なく悔しいかも知れませんが、その苦労は必ず身になるはずです。

皆さんに好い釣果がありますように!


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