2013年3月11日月曜日

基本的釣法No2とんとんNo3浮かせる


前回の「基本的釣法No1這わせる」に続いて書いて行きます。

今回は、のパターンです。

とんとん

浮かせる


落とし込み

この3パターンは、の這わせより釣り方が多くあるわけではありませんが、工夫次第で使い道は多いです。

とんとん
 
詳 細
 
基本的に一番多用されている方が多いと思います。
 
4パターンの中でを基本として釣りを展開します。
 
海底の状況が一番イメージ易いのもです。
 
ダンゴを一番使い易く感じるので、ダンゴの割れも確認し易いです。
 

有効的な状況下
 
全状況下に適しています。
 
 
基本的なアタリについて
 
この釣りで基本に色々なチヌアタリが視れるため、多くのアタリを覚えられます。
 
底で食うアタリ、食い上げ、居食いなど多種類のアタリ。
 
 
使い方
 
1.這わさないよう、浮かさないようラインテンションに気を付け、海底を鈎がトントン叩いているイメージでの釣り。
 
2.からを経て、とんとんへ持って行くこともある。
 
3.ダンゴの調整でエサ取り対策をする。
 
 
 a.エサ取りが多いとき
  ・ダンゴの集魚剤を減らす。
  
  ・アンコを入れないor減らす。
  ・ダンゴを固めに握る。
 
 b.エサ取りが少ないとき
  ・の真逆を行う。
 
さほど使い方が在るわけではありません、海の変化が感じられない場合はパターンなども組み合わせ、一日単調な釣りにならないようにしましょう。
 
 
 
浮かせる
 
詳 細
 
浮かせると云いましても、慣れないうちから中層を狙ったり、大きく浮かせる必要はありません。
 
底から少し浮かす程度の釣りをイメージして貰えるとよいです。
 

有効的な状況下
 
春先の乗っ込み時季。
 
秋の小チヌ釣り。
 
エサ取りの活性が低い状況下。

海底からウネリがある時などは効果的なことも。
 
 
基本的なアタリについて
 
食い上げのアタリがある。
 
前アタリも大きいことが多く、本アタリも大きい。
 
前アタリでも合うことが多いので、鈎外れに注意が必要です。
 
 
使い方
 
1.穂先の弾力を活かし、ダンゴが割れると跳ね上がるようにセットする。
 
2.底より10~50cmぐらいを基本に浮かせる。
 ※中層などを浮かして釣ることもあるが、基本的には考えなくてよい。
 
3.底から1メートル前後でダンゴを割ったのち落とし込み、10~50cm浮かした位置で待つ。
 
4.の落とし込みからを誘いとして繰り返す。
 
5.エサ取りがキツイ時など、エサ取りを避けてエサ取り層の上下を狙うとき。
 
 
前回のと、そして今回のは、ダンゴ釣りをやりながら使用する釣り方でのように大きく変化を付けるものではありません。
 
釣れない時は色々試そうと思うものですが、多くの方が結構動作(大きく変化)のある釣りを遣ろうとされます。
 
それが決してダメとは思いませんが、大きく変化のある釣を出し尽くすと、諦めモードになり単調な釣りになりやすく結果が出ないことが多いです。
 
文章に表現するのは難しいのですが、チヌは少しの変化で食ってきます。
 
例えばオモリをワンサイズ変える、這わせ幅や打ち返しのテンポを変えるなど、の釣り方も決して遠投や落とし込みの様に大きく釣り方を変えるものではありませんが、厳しい状況では大きく釣り方を変えるよりも小さく少しづつ変えて行くことがチヌに届きやすいと、私は思います。
 
まずは、の釣り方で少しずつ変化させ勝負をして行くことです。
 
 
皆さんに好い釣果がありますように!
 


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