前回の「側線は即戦力!!」からのつづきです。
チヌのセンサー機能は、内耳・側線・上生体・胃袋などで成り立っていることを、前回書きました。
釣り人は、この優れたセンサーに立ち向かい、日頃からチヌを仕留めるために努力しているわけですが、釣りには絶対必要な、鈎・錘・ラインを使わないといけないです。
まぁ、錘は絶対必要なわけではありませんが、鈎やラインは絶対必要不可欠です。
そんなラインや鈎が付いた刺し餌を、チヌに悟られる事なく食ってもらうか!
その方法は!!
わかりません (;一_一)
わかっていたらボウズなんて1度もありません ( 一一)
なんて言ってしまえば終わってしますので、いつもの自論を書いて行きたいと思います。
私が思うに、鈎とラインが付いた刺し餌で、チヌを完全に騙すのは不可能と考えています。
ラインをいくら細くしたところで、絶対に撒き餌と同じ動きはしませんし、鈎のサイズをいくら下げても、撒き餌よりは重くなります。
アケミの丸貝を刺し餌に、テンションをかけずに落としてみて下さい。
撒き餌のアケミは、ヒラヒラと左右に揺れながら落ちるのに対して、刺し餌のアケミは真っ直ぐ落下します。
これは、大きなアケミ貝を付けても同じです。
こんなに重さがあるアケミですら自然な動きをしないのですから、オキアミやコーンなどが自然な動きになるわけがない、と思うのが私の考えなんです。
だからラインや鈎が付いているエサが、チヌが見抜けないわけがないと思うんですよね。
なら、何故食ってくるのか! ここが肝心ですよね。
怪しいからと食わないのではなく、食うための状況作りが一番大切なんです。
状況さえ整えば、チヌは刺し餌が怪しくっても口を使ってきます。
しかし、状況作りや釣り人の判断が間違えば、食う気になったチヌさえも、そっぽを向いてしまいます。
肝心な状況作りと釣り人の判断ですが、最低下記の5つは必要です。
1.チヌが求めるエサを探し出す
2.チヌの満腹度数を上げ警戒心を下げる
3.勝負エサを入れるタイミングを見計らう
4.ラインの太さよりもラインテンションを気を付ける
5.1日の撒き餌ワークを考えステージを作り出す
もしもチヌが、ほんとうに仕掛け付きの刺し餌を見抜けないなら、釣りはもっと簡単でしょうし、自分のポイントに集まったチヌを全て釣る事も可能だと思います。
人に警戒心のない、錦鯉(飼いならされた魚)を釣ってみて下さい。
絶対面白いように釣れるはずですから。
あっ!試して捕まってもクレームつけないで下さいね(苦笑)
あくまでも、自分の家で飼っている鯉がいるならの話ですよ。
次は、上記であげた5つの詳細を書いて行こうと思います。
ブログネタが出来て、よかったです。(~_~;)
皆さんが好い釣行出来ますように!
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