2012年8月6日月曜日

側線は、即戦力!!

側線は、即戦力!!

完全にふざけたタイトルですね(汗)

この前のブログで、触れてはイケない部分に触れてしまった為に、少し頭が痛くなるようことを書くはめに・・・

書いている本人も、書きながら寝てしまうかも知れません(苦笑)

もし、体調がすぐれない、頭が痛いなどの方は、読まずに道具のメンテナンスに愛しみましょう。


では、側線のお話しですが
チヌのエラ辺りから尾ビレにかけて、線のようなものがありますよね、これが側線になります。



側線は、側線管・クプラ・側線神経と言うもので出来ており、側線管と側線神経の間にクプラがあるのですが、海水が揺れたり振動する事で、クプラのが動き側線神経に伝わり、チヌはそこにある物体を把握したり、音から出る振動を感知します。



側線が感知できる振動は、70台ヘルツだそうですが、私は学者ではありませんので、そこまで詳しい事は分かりません <m(__)m>



音や水中振動を、感じ取る器官は、実は!側線だけではありません



前回書きました内耳。
それに加え、側線より繊細な器官、上生体があります



上生体は、側線でも感じ取れない程の振動を感じる事が出来る、すご~い機関だとも言われています。



これが、私が以前眼より優れた器官があると書いていました、内耳・側線・上生体の3器官です



ですので、ラインを眼で見て発見するより、この3器官で発見する率が高いですね。



しかし、振動がなければ発見されない=ラインを動かさなければ、発見され難いっと思いがちでしょうが、そんな事はありません。



チヌが暗い海の底で、障害物に当らず泳げるのはどうしてなのか!



これが分かると、「あっ!確かにラインは気付かれているかも」と、思うかもしれませんよ。



確かに潮の流れがあれば、海底の変化はチヌにとっては把握しやすいかも知れませんが、
潮の流れがなくても、ぶつかることなくチヌは泳ぎます。



これは、浮き袋が関係していると言われているようです。



チヌは浮き袋を振動させ、それにより跳ね返ってくる振動を内耳・側線・上生体から感知します。



魚の生態って本当に凄いですよね!



こんなチヌを我々筏師は、騙して釣ろうと言うのですから、たいしたものです。



これで、やっと釣りの話に戻れそうですね(~_~;)



次回は、ラインと各器官との戦い(前回予告してました、側線とラインの関係)みたいな事を書いてみたいと思います。



因みに、先にも述べていますが、私はタダの釣り人でして、学者でも研究者でもありませんので、
余り深く突っ込まれても、よくは分かりませんとしか答えようがありません。



詳しく知りたい方は、魚の生物学などの本を読んで自分で調べてみて下さい。

それを知ったからと言って、釣りが上手くなるものでもない事だけは、立証済みで御座います(;一_一)



皆さんに好い釣果がありますように!

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