2013年8月19日月曜日

たまにはダンゴの見直しも・・・

ダンゴ釣りはダンゴが命です。

ダンゴの出来で釣果が左右すると云っても言い過ぎではないはずです。

そんなダンゴの拘りは、集魚剤を沢山入れることではありません。

集魚剤は、必要な物が入っていればそれ以上に効果が上がる物でないと私は考えています。

ダンゴは時季、場所、エサ取りなどの状況下で内容を考えるものです。

ですので、コレが一番よいブレンドと云える物もありません。

釣り人には、集魚剤は最高の寄せエサにもなりますが、魚たちの活性を下げることもあります。

しかし集魚剤のとりこになった釣り人は、ドンドン入れなければ不安になる人もいます。

ダンゴは状況次第で、集魚効果の高い物がよい時と、低い時がよい時が必ずあるのです。

日頃から沢山の集魚剤を使っている人は、少なくする勇気も必要です。

自分が何故今回この集魚剤を入れるのか、それはどうして今回必要なのか、その辺を明確にして必要な物だけを入れるようにすることが、その日に合うダンゴに繋がるはずです。

ダンゴはその日に必要な集魚効果と、自分が使い易いと感じる操作性に優れた物、この2つが備わってこそ最高のダンゴです。

そしてダンゴの仕上げも大切な要素です。

ダンゴの軟らかさを伝えるのに欲使われる言葉ですが、水っ気が少ない順にパサパサ→パサボソ→ボソボソとなりますが、皆さんはこれを使い分けていますか?

やわらかダンゴは比較的用途がハッキリしていますので、シラサを使う数釣りシーズンに使われるとは思いますが、パサパサやパサボソなどを使い分けしている釣り人は少ないと思います。

しかし、エサ取りやボラの状況に応じて練り加減を変えることで、ボラの寄りをコントロールできたり、エサ取りをかわすことが出来ます。

パサパサの水っ気が少ないダンゴは、海に投げ込むと急激に水分を取り込むことで割れやすく、バラケるように崩れ広角に広がります。

ボソボソは、海に投げ込んでも水分を殆ど吸収せず、硬さを維持したまま海底に沈み帯びたいのような濁りを出します。

この濁りや硬さの違いを利用して、エサ取りたちを上手く操ることが出来れば、チヌに刺し餌を届かすことがやり易くなります。

ダンゴ釣りは、ダンゴと云う道具けん撒き餌さが加わることで難しくなる半面、困難な状況下で出せる引き出しを増やすことのできるものです。

いま一度、ダンゴの配合や使い方をじっくり研究されるのも良いのではないでしょうか。

皆さんに好い釣果がありますように!!





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